あきこ中川の○○な話 -2ページ目

あきこ中川の○○な話

私の好きなことについて書いています。

私の大好きなことのひとつ、それは、、茶道です!


私は現在、東京で一人暮らしをしています。

上京の条件がひとつ。

茶道教室に通うことでした。


私の曾祖母、祖母、母と表千家のお茶の先生をしています。

それがきっかけで私も高校1年の頃から、お茶を始めました。


お茶に興味があったというよりも、

高校2年で留学が決まっていたので、

何か日本の文化を学びたいという気持ち半分、

その気持ちに漬け込む母の説得が半分といったところでしょうか。



留学へはピクニックセットのような、

お茶を点てられる道具がそろった小さな茶箱を持参し、

ホストファミリーにお茶を点てました。


始めて1年もたたず、うる覚えのお点前。

極めつけはポットからお湯を注ぐという強硬手段。

それでも喜んでくれたホストファミリー。

これは本当のお茶じゃない!という情けなさと

申し訳なさでいっぱいでした。

ちゃんとお茶を習いたい!と思った瞬間でした。


上京してすぐ、近所に茶道教室を見つけ、そこへお手紙を出し、

かれこれ通いだして3年が経ちました。

現在は、就職活動の合間をぬって通っています。





お茶というと堅苦しいものに感じる方が多いかもしれません。
色々と順番が決まっているお点前。しかし、それはとても理にかない、流れるような美しい作法です。


慌ただしい日々であればあるほど、お茶の空間は、リラックスでき、リフレッシできる空間なのです。


先日のお稽古の様子です。

AKOTACOのブログ

手前のお菓子は若草は松江の代表的な銘菓「若草」、春の茶席の主なお菓子です。中はわらび餅に弾力を加えたようなモチモチ感があり、とても美味しいです。



AKOTACOのブログ
屋外でお茶を楽しむ、野点(のだて)というお点前です。

釣釜(中央に吊るしてあるおかまのこと)は春に使うお道具だそうです。桜の季に外でお茶を頂くなんて、素敵ですね。


季節ごとに変わるお菓子やお花。お稽古の度に変わるお道具。

茶を通して日本の歴史や文化に触れることができます。


お道具などに詳しくない私ですら、嗜好を凝らし揃えられたお茶の間に入ると

日本文化の美しさを感じずにはいられません。




茶道は敷居が高いと思われがちですが、

んなことはありません!!

私は未だに、15分ほどで足が痺れますし、

「そのお道具、ETみたいですね」と言って

先生を困惑させています(笑)




美味しいお菓子にお茶、美しいお道具、

して流れるような上品な作法。


日常にちょっとした優雅な、

落ち着いた一時を持つのはいかがでしょうか。



ぜひ、近くの茶道教室を覗いて、

お茶だけでも召し上がってみてください。