心をひらいて、音をかんじて
-耳のきこえない打楽器奏者エヴェリン・グレニー-
シャノン・ストッカー/文
デヴォン・ホルズワース/絵
中野 怜奈/訳
2023年
光村教育図書
1760円(税込)
エヴェリンは、スコットランドのアバディーン生まれの女の子です。
音楽が大好き!
お父さんの弾くアコーディオンや、お母さんと一緒に弾くオルガン・・・。
どれも特別な時間です。
ピアノを始め、10歳にはクラリネットも吹けるようになりました。
しかし・・・
次第に、耳が痛くなってしまったエヴェリン。
どんどん、耳が遠くなります。
ついには・・・・
音が聴こえなくなってしまいました。
12歳でした。
音楽が好きで好きでたまらなかったエヴェリン。
その道を諦めなくてはいけないと、突き付けられたのです。
しかし、地元の中学校に進んだある日。
打楽器と出会ったのです。
先生は、変わった宿題を出しました。
スネアドラムという太鼓を持たせて、何も言わずに持ち帰らせたのです。
持ち帰ったエヴェリンは、太鼓を叩きます。
そして・・・感じたのです!
太鼓に出会ったエヴェリン、そこから彼女の人生が大きく変化します。
実在するエヴェリン・グレニーを題材にした、世界的な打楽器奏者のお話です☆
彼女の人生を通して、大きな感動と勇気をもらいます。
今年も一年、大変ありがとうございました。
新しい年も、皆さまにとって素晴らしい年でありますように・・・!
よいお年をお迎えください!!