ふしぎのもりのつきまつり   さく:もぎあきこ  え:かとうまふみ | このほんよみたい!

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フリーアナウンサー&保育士&おはなし作家の茂木亜希子が紹介するこどものための本

ふしぎのもりのつきまつり   

さく:もぎあきこ  

え:かとうまふみ

2023年

チャイルド本社 おはなしチャイルド

410円(税込)

 

 

だいちとゆりなの兄妹は、ふたりだけでやってきたバスに乗り込みました。

 

 

 

 

「お母さん、行ってきまーす!」

 

 

 

 

初めて、ふたりだけでおばあちゃんの家に行くのです。

 

 

 

 

「降りる駅は”しきのもり”駅!」

 

 

 

 

しっかり確認をして乗ったふたりですが・・・。

 

 

 

 

いつの間にか、バスの中でうとうとしてしまいました。

 

 

 

 

 

「・・・しぎのもり~ ・・・しぎのもり~」

 

 

 

 

 

気が付くと、お客さんがぞろぞろ降りて行きます。

 

 

 

 

 

 

「降りなくちゃ!!」

 

 

 

 

 

寝ぼけ眼のふたりが慌ててバスを降りると・・・

 

 

 

 

 

迎えに来ているはずのおばあちゃんの姿はありません。

 

 

 

すると、

 

 

ピーヒャラピーヒャラ ドンドンドン

 

スーヒャラスーヒャラ ドンドンドン

 

 

 

どこかから、お囃子の音が響いてきました。

 

 

 

 

 

「あっちに行って誰かに聞いてみよう!」

 

 

 

 

ふたりが向かった先にあったものとは!?

 

 

 

 

 

 

十五夜の夜に出会う、”ふしぎのもり”のお話です☆

今年の十五夜は今日、9月29日㈮です。幼いころの思い出とともに、お月見のおはなしを書きました。

かとうまふみ先生、素晴らしい絵をお描き頂きまして本当にありがとうございます!!!

皆さま、ぜひお楽しみください。