雪輸送は5tトラックで約6,000台、雪像総数200基 (大通会場:116基、つどーむ会場:24基、すすきの会場:60基)!
今年も国際的な冬の祭典「さっぽろ雪まつり」が3つの会場で開催されています。
↓今年の最新情報は「北海道Likers」にも掲載されています。
・「『第68回さっぽろ雪まつり』会場レポート!おすすめのお土産もご紹介します」
大通会場は、札幌の都心を東西に横切る大通公園で展開される約1.5キロメートルの雪と氷の世界。大雪像から中雪像、そして市民や国際コンクールなどの小雪像まで、バラエティに富んでいて見ごたえがあります。
▲ピコ太郎、修復中!(撮影:S.H.)
その年に流行った雪像が登場しますが、今年は「ピコ太郎」はマストですね。
▲大きさは実物の三分の一の凱旋門大雪像。細かな彫刻や装飾の再現率の高さに注目です!(撮影:S.H.)
そして、特筆すべきは、「プロジェクション・マッピング」が、年々、グレードアップしていること。
▲過去のプロジェクション・マッピング大雪像
世界でフランスの2つの都市と共に3つ目として札幌がメディアアーツ都市に選ばれているだけあります。力が入っています!
この夏(2017年8月6日(日)~10月1日(日))には札幌国際芸術祭2017も開催されますが、今回の雪まつりには札幌国際芸術祭2017の公式プログラムとして大雪像「トット商店街」が登場し、日本の四季や昨年ループ化した市電について、影絵を駆使したアート作品となっています。
その札幌国際芸術祭2017公式プログラムの5丁目東「トット商店街」、「ファイナルファンタジー」、「スターウォーズ」、8丁目「奈良 興福寺 中金堂」など、さまざまですが、一見の価値がありますよ!
個人的には、「奈良の中尊寺雪像」のが繊細な描写もあり、とっても好きです。
▲「奈良・中尊寺 金色堂」は、5tトラック600台分の雪で作られ、およそ4,500個もの細かなパーツを貼り付ける「アイスブロック工法」です(撮影:S.H.)
▲今年12月には、世界待望の『スター・ウォーズ/エピソード8(仮題)』の公開を控え、40周年“アニバーサリーイヤー”を迎える「スターウォーズも登場」!(撮影:S.H.)
そして、ウィンタースポーツを観られたり、体験もできます。
大通会場3丁目には、高さ24m、全長60m、最大斜度39°の巨大ジャンプ台が登場!
スノーボード、フリースタイルスキーのジャンプを間近で観られます。
大通1丁目会場に屋外スケートリンクが設置されています。
スケート靴はレンタルできて、ウィンタースポーツを雪まつりで気軽に体験できるなんて札幌らしくて、嬉しいですね。
私も、いつか、ここ大通公園で、一度は滑ってみたいなと。
実はフィギュアスケートが大好きで、生家がある札幌市東区美香保スケートリンクでの小学校のスケート授業、土日にも通っていました。札幌っ子は小学校の授業にスキー学習があったり、一部の学校ですが、スケート学習もあります。
この時、テレビ塔の展望台にも昇ったのですがのエレベーターが上昇していく眺めには息子も「わ~!」と驚いていました。
そして、第二会場の「つどーむ会場」はお子さんにも人気です。
すべり台やスノーラフトなど、子供から大人までが北海道の自然の中で雪と触れ合うことができるのがこの会場のコンセプト。
私の小さい頃はつどーむではなく、真駒内会場で開催の時代だったのですが、
長い時間並んで、氷のすべりだいをすべった記憶があります。おしりがちょっと痛かったな~(笑)。
こちらは、チューブを利用し滑走する高さ約10m、長さ約100mの雪のすべり台も!
100mってスケールが「ザ・北海道」でしょ?他ではなかなか体験できないのでは?お子さんと一緒にいかがですか?
体が冷え切ったら、つどーむ館内で暖も取れます。あったかフードや遊び場も充実していますよ。
一般車両用の駐車場はないので、会場へは、公共交通機関やシャトルバスでご来場くださいね。
「すすきの会場」は氷の世界です。
雪とはまた違う透明な美しさが歓楽街をさらにキラキラにしています。
氷像に触れたり、乗れたりする「ふれあい広場」、撮影スポットとしての「イルミネーションロード」、そして、「アイスバー」では温かい飲み物も!
「第68回さっぽろ雪まつり」は2月13日(日)まで開催中。
札幌を舞台にした国際的な冬の祭典にぜひ、足をお運びください!
【第68回さっぽろ雪まつり】
会期:平成29年2月6日(月)から2月12日(日)の7日間
※つどーむ会場は、2月1日(水)から2月12日(日)までの12日間
場所・時間:
・「大通会場」大通公園西1丁目~西12丁目 いつでもご覧になれます(ライトアップは22:00まで
・「つどーむ会場」札幌市東区栄町885番地1 (9:00~17:00)
・「すすきの会場」南4条通りから南7条通りまでの西4丁目線(駅前通り)市道
いつでもご覧になれます(ライトアップは23:00まで。※最終日は22:00まで)
↓併せてこちらもどうぞ
・本ブログ内
2011年に雪まつりの大雪像の制作現場を撮影するツアーを行った時の模様です。
・「北海道Likers」さっぽろ雪まつり2017をもっと楽しむ!北海道冬まつり特集
・「北海道Likers」雪まつりの雪像づくりに密着!4丁目会場の「リボンちゃん」