私は子供が好きでそれだけで幸せだった。
長男と近所の神社がある広場で遊んでいたら、隣接してる家の父親が
「あの家は父親がいない、バカな家族」と言われた。
私は悔しかった。
だから、外遊びや戦いごっこも沢山した。
休日は旦那はゆっくり自分のことをしたいので、幼稚園の友達と公園へ行ったりした。旦那の良いところを子供に話して聞かせた。なるべく接点を作りたくて旦那の得意な事を子供と遊ばせたりした。

一年後、いきなり近所のママが話描けてきた。「おはよう」グループママ達とでかい声で、「私の子が最近になって仮面ライダーにはまってー、毎日ポーズするの!普通にあることなのねー」と私には言わずに遠くで聞こえるようにしゃべってた。その頃の私はそのママの存在すら忘れてました。関わりもないし一方的に言われてるだけで言い返したりもしてない。話すらしたことないただのボスママ。この地域の人達は毒におかされていた。

話は変わるが、私も頼もしくなり、積極的に子供の友達を作るために児童館や子育てのイベントへ参加するようにしていた。私は服が汚ならしいのか中々ママ友が出来なかった。話も上手くなかった。精神科にも通い薬を飲んだがそれすら信用出来なくて自力で頑張った。旦那をライバル視して絶対勝ってやると頑張っていた。ただがむしゃらに…。そしたら少しずつ見えてきた気持ちがあった。
何となく旦那は自分勝手だけど、別れられずにいた。支配ではない。初めて嘘なく話してくれた相手だからだ。直感でこの人と一緒にいたら変わる事が出来ると信じていた。酷いことをされてるとしか思えなかったが私自身が空気を読めなかったりするのかもしれない、毒親育ちの私は、人からの愛情をわからなくなっていた、友達とは何かもしらない、
だけど嬉しいと感じて涙か出ることだけは信じれた。この気持ちだけは信じたかった。
今思うと、毎日ケンカが耐えない両親、良いこと悪いことを教えてくれなかった、毒親からは母以外信じてはだめだと洗脳されてきた、許されたのは毎日毎日ドラマを録画して繰り返しみることだけだった。私は物語の通りにすれば友達ができる?と思いはじめ台詞などを覚えたりした。回りにはドラマみたいとばかにされたが理解ができなかった。人の気持ち?それからついこの間までその事に苦しんで過ごすことになった。