28
2月8日木曜日
28というタイトルの付いたコンサートに友情出演して来た。
フィンガースタイルのギタリスト、ヴァルテル・ルーピの28年のキャリアを振り返るコンサートであった。
もの凄いテクニックと熱い感情の持ち主の孤高のギタリストは射手座。
時速300kmで全力疾走し続ける人である。
共通の友人のライブを聴きに行った4年前の冬に出会い、意気投合してデュオを組む運びとなった。
日本民謡をレパートリーにしている。
まあこの4年間の目まぐるしかった事!
私も母に、お前は動いていないと死ぬのかと言われる程駆けずり回る女であるが、
(しかし波があって、何もしないときは一週間外出しなくても平気ではあるが)
完全に引きずり回された。
意見がぶつかり合い、怒鳴り合いの大喧嘩もしたし大泣きもした。
しかし他の誰にも変え難い演奏での一体感は唯一無二である。
この4年間は瞬く間に過ぎた。
これからどういった展開が待っているのだろう。
3月から4月にかけて3回目の来日公演をする予定である。
新たな出会いの待っている今回のツアー。
実に楽しみであるし、楽しみたい。
相棒のキャリアに栄光あれと願う。
今まで有難う。
そしてこれからも宜しく。