明日は友人のMahmoudのインスタレーションのオープニングである。
この砂漠の民の画家と知りあってかれこれもう5年ほどになる。
彼と初めて逢ったのは3月の春分(イスラムの新年でノウルーズという)の前の水曜日であった。
彼の家で作品を見せてもらい、お茶をご馳走になりながらお互いの共通言語であるイタリア語で芸術について思うことを語り合った。
初めて逢うのに初めてではない感覚。
前世で兄弟だったのではと、ふと思った。
その後でミラノ在住のイラン人の若者(ミラノにはイラン人学生がかなりいる)のコミュニティーで開かれたチャハールシャンベ・スーリーのお祭りに連れて行って貰った。
火を焚いてその上を飛び越え、健康を祈願する儀式をヒールにロングスカートのいでたちで参加し(勿論火を飛び越えましたとも!)
その後は(飲めや)食えや歌えや踊れの大喧騒の中、彼と一緒に踊った。
この人と何か創造出来るとその時直感で感じた。
明日は3回めの彼とのパフォーマンスである。
今回はもうひとりイタリア人も加えて3人で起こる何かを楽しみたい。
写真は前回のもの。
どのような結果になったかは明日報告致します。