注意欠如・多動性障害と食事 | サンフランシスコのきもち

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サンフランシスコと東京在住の、教育心理学博士/心理士のブログです。日々感じたこと、こころとからだのケア、子育てと教育などについてつづりたいと思います。

アメリカでは

とても多くの子どもたちが

注意欠如・多動性障害と

診断されています。

4歳から17歳の子供の

11%にこの症状がみられるという

報告もあります。

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私のいたクリニックでも

多くの子供の心理検査は

注意欠如・多動性障害の

ケースでした。

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投薬治療も可能ですが

個人的には

副作用も大きいので

投薬を進めることは余りありません。

子供、特に男の子は

昔なら元気な子で

かたづけられていた子や

女の子なら

ぼーっとして夢見がちな子だと

思われている程度の症状の

子供も多いので、

家庭や学校での

生活の仕方や

先生や親の対処の仕方で

子供たちの状態は

ずいぶん変わります。

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メールマガジンを読んでいたら

注意欠如・多動性障害には

食事療法がいいという記事が

載っていました。

オメガ3脂肪酸をとって

加工食品、食品添加物

合成着色量の入っている食品は

取らないようにするといいそうです。

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オメガ3脂肪酸から

体内で作られるDHAは

心臓病を減らしたり

アルツハイマーやうつ病にも

効果があるとわれています。

加工食品や食品添加物は

いずれにしても

身体にいい物ではないので、

少なくした方がいいと思います。

副作用もない食事療法なので

もし注意欠如・多動性障害に

効果が出なかったとしても、

ためしてみる価値

ありだと思いました。