こんにちは  ナースakiです✨

 

 



胃ろう

経鼻経管栄養

 

をされている方は、



 

もともと口から食事をしていないので

 

 


ご飯を食べれなくなる時期は

やってこないんですね。

 

 



つまり、看取り期の始まりである

 



だんだん

食べれるご飯の量や

水分の量が減ってくる


 

という変化は起こらないんです


 


 

とはいえ、

人間ですから

 


 

永遠に栄養を取り続けることは

できないはずで、

どこかで体の限界がやってきます

 

 



その時期を見極めることは

とても、とても難しい・・・





今日は


栄養注入の方の看取り期の始まり


のお話です✨



 

*****

 

 

 

栄養注入で補う

必要な栄養量や水分量は

 


年齢、性別、身長、体重

日常生活の活動状況により

計算され

 

 

医師や栄養士が決めています

 

 


 

胃ろうからの栄養注入は

 

 


体が終末期の状態になったとしても


そろそろ看取りが近づいたとしても

 

 


注入しようと思えば

元気な時と同じ量でも

注入できるんですよね

 



 

医師の指示した量を

看護師が注入するんですけど

 

やっぱり どこが不自然...

 

って感じるときがあります

 

 

 

*****

 

 

 

ご本人が



注入の量が多いとか

注入したらしんどくなる

 


などと、言えるならいいけど



自分で伝えられない方が

とても多いんですね

 




では、





体からどんなサインが出てくるのか

というと・・・



 

たとえば

 



・発熱をくりかえす


・嘔吐が時々ある


・痰の量がとても多くて

    24時間 吸引が必要


・ 浮腫がひどい

 



などの時、



 

注入量が多いのかな

 

注入がいよいよ体の負担に

なってきているのかな

 

と考えています

 

 



 

よくみられるのが

「発熱を繰り返す」です

 

 

発熱してゴロゴロも言うため

注入をとめて、点滴で様子を見る


(抗生剤を投与することが多いです)

 

 

すると、痰の量も減って

発熱もなくなり落ち着く

 

 

また注入を再開してちょっとしたら

発熱する

 

 


こんな過程を繰り返すことがあります

 

 

 



 

生きていくための栄養注入だし

栄養を減らすという判断は

簡単にはできませんね

 

 


でも一方で

 

 


栄養注入が体の負担になってきている

と感じることがあるのも事実です

 

 

 


そこが難しいところだけど

 


出来るだけ、

体に負担は少ない方法を

考えていきたいですね

 

 

 

*****

 

 

 

胃ろうや経鼻経管栄養が良くない

と言ってるんじゃなくて...

 

 


ただ、人はいつか 

口から食べれなくなる時期が来る




のと同じように

 


 

「栄養注入している方も

 いつか体が受け付けなくなる時期が

 やってくるだろう」

 

 

ということは知っておいた方が

いいのかなと思います✨

 

 



 

答えがなくて、難しいけど

これからも

 


* より体に負担が少ない方法


* より苦痛が少ない方法

 


を医師や栄養士さんと一緒に

考えていけたらな...と思います🌠

 

 

 

 



 

 



今ある命に ありがとう💞

 

 


 

これからも

あなたのことを応援しています!

 

 


 

今日も最後まで

ありがとうございました🤗