こんにちは☺️   施設ナース   akiです



今日は


・高齢者と薬について

・薬に関して介護者が出来ること


のお話です



施設に入所してこられた時に
薬について
ご本人やご家族に話を聞いてみると


「いつから飲んでるのか覚えてないな~」

「なぜその薬を飲んでるのか
    よく分からないなあ」

「難しいことは分からないから
    医者におまかせ~」

ということがあります☺️



逆に認知症の薬や
精神科の薬などにとても詳しい
ご家族もいます

薬には興味があるかないかは
人それぞれですね✨




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薬の服用に関する
高齢者の特徴として・・・


歳をとると
食事・水分量が減りやすい
自分で水分を控える方もいる
    ↓
脱水になりやすい
    ↓
ずっと同じ量の薬を飲んでいても
薬が効きすぎることがある



歳をとると
薬を体の中で分解したり
排泄する機能が低下する
    ↓
薬が体に蓄積することがある



人により効き具合いはそれぞれで
効果が現れるまでに
時間がかかることもある

などがあります。




そして

病気や障害により
言葉が出てこないこともあれば
認知症があり気持ちを伝えにくい
場合もあるたもため

薬の効果を評価しにくい

という難しさもあります




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薬の処方内容を決めるのは医師です


・どんな種類の薬を
    どのくらいの量で
    いつ飲むのか

・新しい薬を開始するのか

・今まで飲んでいた薬を中止するのか

も医師が判断しますね



医師が判断するためには
情報が必要です。

ご本人の近くで
お世話している人が一番
日常の様子をよく知ってるので
気になる変化があれば
医師に伝えてみてくださいね。

また

ご本人が嫌がる
口が開かない
吐き出してしまう

こともあります。

上手く飲めない時や
困ったことがあれば
伝えてくださいね。



薬を飲むことで

困った症状がどうなったか

薬の効果はありそうか

新しい薬の副作用は出てないか

などを観察して伝えることは
いつも身近にいるご家族や
介護者にも出来ることですね!



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薬には作用と副作用が
必ずありますよね。



薬をもらう時には必ず
説明書がついてきます


薬を飲む目的

期待できる効果

よくある副作用

を知っておくことも大切ですね🍀




また薬に関する疑問は
薬のプロフェッショナルである
「薬剤師さん」に聞くのが一番!




調剤薬局にも病院にも
必ず薬剤師さんがいるので

気になることがあれば
相談してみてくださいね😊







お読みいただき
ありがとうございました🤗