小学校4年生の息子を、いつものAM6:40に起こして、朝ご飯出して、水筒にお茶入れて、自ら着替えをし、ランドセルの中身を準備してるのを横目で見ながら、私は仕事へ行く準備していたら。
『あ、宿題あったんだ。やってない、、。』
と、息子。どうするのかなーっと観察していると、家を出る時間にドリルとノートを開いた。
やるんだ?!と経過観察。
漢字一文字を何個か書き出した。その一文字を使った熟語も書き出した。次の例文で止まった。。。
泣き出した。
『もうやだよー😭』
と、言いながらも漢字を書き続け、例文も書き終えたその時、
『今日は学校行かない❗❗』
『え?なんで?だって、宿題終わったじゃん!間に合ったじゃん!朝ご飯もしっかり食べて、着替えもしてランドセルの中身もちゃんと準備してあるよ。もうそれを背負って家出るだけでしょ。〇〇君も、ほら今歩いてるし、間に合うよ!』イライラモヤモヤな私。
『もうやだよ、行かない❗』
彼の雰囲気、表情、言い方、全てにおいて行かない要素しか感じられないのは決定的。母さんはもう分かってる。
このときの自分の感情は、
・頑張って朝ご飯作ったんだし、行けよ。
・早く学校行ってくれたら、仕事行くまでの時間ゆっくりお茶できるんだから、行ってくれ。
・なんで宿題くらいで泣いてんだ!
・体調元気なくせに学校休むとかいうな!
・このまま不登校にでもなったらどうしょう。
私の中の無意識にある思い込みは、
・学校は行くべき
・朝は、明るく元気であるべき
・宿題くらいで泣くもんじゃない
・親を困らせてはいけない
・メソメソしてはいけない
・良いママでなければいけない
・何でも優しく受け止めるママでなければ、、
言葉にも表情にも、出さないようにしていたけど、きっと言葉尻や眉間のシワで、何よりも私のエネルギーで全部息子には伝わっていたと思う。
だから、
『もうやだよ、行かない❗』
てなったんだよね。分かっちゃいるけど、イライラを切り替えることができなくて。学校に連絡するために2階へ上がり、一人のスペースで気持ちを落ち着かせてみた。深呼吸。
休むということは、昼ご飯どうしよ。イライラがの残ったまま、急いで自転車でコンビニへむかう。あー、私よくやってるね。頑張ってるね。本当に偉いよ!!自分の心と必死で繋がる。
冷静になってきたところで、自分の中の思い込みにもう一度気付き直し、あるねーあるある。とただ認めていく。コンビニについて、蕎麦とランチパックのイチゴジャムをカゴに入れてレジへ行く。イチゴジャムは息子が好きなやつ。一人で、留守番するから淋しくないよう好物を買ってあげた。
その時、息子の心の声が聞こえた。
『ママ、ごめんなさい。学校行きたくないって言ってごめんなさい。本当は行きたかった、友達に会いたかったし、給食のハンバーグを皆と一緒に食べたかった。でも、急に行きたくなくなっちゃったんだよ。どうしたらいいかわからないよ、ぼく。こんな僕でごめんなさい、困らせてごめんなさい、ママ。嫌いにならないでね。大好きだから。』
メッセージをキャッチしながら涙目になりながら、急いで帰宅。学校に行かないと決めたはずの息子は、何故かランドセルを背負ったままソファに座り、なんとも言えない表情で体育座りをして私を待っていた。『ただいま。お昼ご飯買ってきたから、ここ置いとくよ。お腹すいたら食べてね。ママお仕事行ってくるね。』と、買ってきたものをテーブルに置き、仕事用のカバンを持ち玄関へいく私。『うん』と、小さく返事をしながら玄関まで来てくれた息子。
『行ってくるね。ママも大好きだよー』と言って思いっきりギューと、抱きしめた。また息子は小さく『うん』と、言いながら安心した表情で背中を向けて部屋へ戻って行った😌。
子どもたちの言動で私も日々、自分の思い込みに、気付かされ、成長させられていると感じます。
自分の中のすごく嫌な部分が引きずり出されて、必死で抵抗することもあります。
そんな時、何度も何度も、子どもたちは『その思い込み、もうママにはいらないよ』『そのままのママが大好きだよー』と教えてくれる存在です。
仕事から帰宅すると、『ママおかえりー!遊びに行ってくるねーーー』と言って友達と自転車でぴゅーんと走っていった。
お昼ご飯の蕎麦とパンはペロリと食べ、お菓子のかすが部屋のところどころに落ちていた。
ミキサーを使った形跡があり、どうやら一人でバナナジュースを作ったらしい。以前一緒に作って美味しかったからまた、飲みたくなったたのかな(笑)。
元気に公園に現れた息子に友達みんなびっくりし『何で今日休んだのー?』と言われたらしいが、『体調良くなかったけど、すぐ元気になった』と返事したらしい😁。
子どもが、そのままの自分を好きと思えるよう
〝本当の自分〟のままで人生を楽しめるよう
親として、必要な時に必要なことができる親になっていきたいなと思う今日の出来事でした
🪷🪷🪷
今日もお読み下さり、ありがとうございました。
akiko