台風がやってきた。

 

 

 

子供が風邪を引いた時とか、

今回みたいに一日中家にいるようなお籠りの日は、

いつもボーンブロスを作ることにしている。

 

ボーンブロスとは骨つき肉やガラを24時間程度煮たスープのこと。

 

 

 

長時間煮込むことで、良質なタンパク質、アミノ酸、ミネラルが豊富にスープに溶け出し、

味付けは塩のみなのに、いくら飲んでも飽きない極上のスープになる。

 

 

24時間も煮込むと、鶏ガラの骨も、噛むとささくれ立ちもせず、

ほろほろに崩れて、骨丸ごと食べられてしまう

 

 

現代女性はそもそもが貧血の体の人が多いらしいが、

その解消するための食事としてもとてもおすすめ。

 

 

リーキーガット症候群の腸内の傷も修復が早まるそうで、

美肌、美髪、アンチエイジングなどの効果だけでなく、

体にもとてもいいスープだ。

 

 

 

 

うちの子供たちはボーンブロスが大好きで、

気分に合わせて、粗塩、岩塩、ハーブソルトと毎回気分で塩を変えて

自分で味付けをして飲んでいる。にやり

 

 

 

栄養の豊富なスープと、煮込んだ野菜は、

離乳食にもぴったりで、下の子は随分お世話になった。

 

 

これを食べさせていたら栄養面は大丈夫という安心感は、

小さい赤ちゃんを育てる、寝不足の体にとても優しかった。

 

 

 

 

風邪の時は栄養を落として過ごしたほうがいいけど、

熱が下がった後は、回復食として、このスープはぴったり。

 

私は熱の後飲むと、デトックスして軽くなった体に、

力がどんどんついてくるのを感じる。

 

 

 

 

そのままスープとして飲むだけじゃなくて、

カレーのルーにしたり、

ラーメンスープにしたり、リゾットにしているうちに、

すぐになくなってしまうけれど、

その間の料理の献立作りもすごく楽。

 

 

めっちゃ美味しい出汁があれば、

あっという間に、スーパー美味しいものができてしまう。

 

 

 

 

 

 

私は長時間煮込む料理が大好き。

 

 

ただ煮てるだけだから、私は何もしていないのだけど、

なんだかとってもやってる感音譜

 

 

一日中ついているコンロ周りのむわっとした熱気を浴びると、

私のとーっても個人的な幸せ感がジワーーーーっと溢れ出てくる照れ

 

 

一人でうふふ。と

口を押さえて笑いたくなるような

そんな時間。

 

 

 

 

 

それと私もボーンブロスのポイントは

重ね煮で作っていること。

 

 

 

重ね煮というのは、食材を煮たり炒めたりする時、

陰性の強い食べ物を底の下に、

陽性の強い食べ物を上にして、法

鍋の中で気の対流が起こるようにして、

食べ物を全体で一つとして循環するように作っていただく調理方法のこと。

 

ナンノコッチャという感じだけど、

簡単にいうと、守るところは二つ!

 

  

 

1、食材を底から順番に並べる

 

ドキドキ食材の陰陽の順番ドキドキ

image

 

 

2、鍋の蓋を開けるとき、漏れ出る湯気が甘い香りになるまで、開けない

  

 

それだけで、鍋の中で食材の調和がとれて、

とっても美味しい料理ができる。

 

  

 

私の話ではないのだけど、友人が重ね煮のお教室に行った時、

同じ材料、水の分量で鍋にただ入れて煮たスープと

重ね煮で煮たスープを飲み比べたら

全然味が違って、重ね煮のスープはとってもコクがあって美味しかったそう。

 

 

その話を聞いてから、料理を作るときは

食材を陰陽の順番に並べることを意識している。

 

 

それだけで美味しくなるならお得。

そんな手軽なお得さが、私は大好きなのだ。

 

 

 

重ね煮ボーンブロスの作り方

 

 

用意するもの

 

クローバー大きな鍋蓋つきのもの。お酢も入れて長時間煮込むのでアルミでないものがいいです)

 

クローバー鶏ガラ3個(鍋のサイズで調整してね。骨の髄までいただくので、鳥の飼育中、餌に気を使っていたり、抗生剤など使ってないものが選べたら最高。宅配で美味しい骨ガラを注文できる)

 

クローバー野菜(人参、ジャガイモ、玉ねぎ、青ネギ、ニンニクなど、なんでも冷蔵庫にあるもので)

 

クローバーお酢 大さじ2

 

クローバー 鍋たっぷりに

  

クローバー 適量(食べ時に入れてもいい)

 

 

作り方

 

1、食材を一口大に切る。

 

2、鍋に陰性の強いものから順に並べる。

 

 
 
実際の鍋の様子。
結構隙間が空いちゃう。
 

 

  

 

 

 

 

 

 

3、塩をふり入れる。

 

4、ひたひたになるまで水を注ぎ、酢を加える

  

 

 

image

 

5、蓋を閉めて24時間火にかける。

 (寝るときは火を止めて。スープ自体は2時間くらいで十分美味しくいただけます。

  骨のミネラルなどしっかり摂りたいならなら、18時間くらい。

  あとの時間は趣味!)

 

6、最初に蓋を開けるのは、湯気の匂いを嗅いで甘い匂いになってから。

 (それまでは野菜だったり、肉など食材の混ざった香り

 

 

7、たまに水を足す

  (待ちきれなくて飲んじゃっても、その分水を足せばいい。気にしない)

 

 

  

6時間位経過中。。。

 

 

8、最後に塩で味を整える。

 

 

 (カレーにする場合、ルーをそのまま加えると、ルーの塩分でめっちゃ塩辛くなります。

  カレーを作る予定がある時は、塩は食べる直前にその都度調整してください。)

 

8、冷蔵庫で保存は一週間程度。長期はタッパーなどに小分けして、冷蔵庫へ。

 

 

 

 

離乳食、回復食、美容食、お手軽食、

なんでも網羅してくれるボーンブロス。

 

なんて贅沢な時間ドキドキ