2014年のこと、東急不動産の管理施設
モラン・ロジスティックスのCEOは
欧州で名の知れた、建設業界の代表と
会食をしていました。その席に、
世界でも最大手の銀行で、不動産投資の
責任者が同席していたのです。
その彼に、モランは、こう言った。
『貴方ぐらいの地位の方にも、夜
眠れなくなるような、心配ごとが
あるのでしょうか?』
銀行家は、『それなら、一言で
答えられますよ、中国🇨🇳です。
うちの銀行も、西側諸国の
大手銀行も、莫大な額の資金を
中国🇨🇳の不動産に注ぎ込んでいます
それを、どうしたら、回収できるか
見当がつかないのです。
一般の米国人は、ひとつきに8兆円の
緩和資金が、アメリカ経済に投入された
と思っています。その資金は、概ね、
西側諸国の金融業界に投入されて
中国の銀行に貸し出されたのです。
その資金のおかげで、中国は
大量の不動産建設を続けられました。
500万人から 一千万人の人口を
想定して、全部で、、120の都市を
建設したのです。その多くは、
ニューヨークより 大規模な街で
驚異的です』。だが、然し、、その後、
2018に、中国を視察したモランは
衝撃を受けたと云う
無人の超高層ビル、アパート、製造工場が
出現していた! 空っぽのインフラの
あまりの量に 唖然として、クルマを
走らせたが、夜になれど、明かり一つ、
灯らない。街には、、だれも
住んでいない、幽霊都市?!
それでもまだ、、建設は続けられ
夜中、クレーン🏗️が動いていた!
西側諸国の莫大な資金が、空っぽの
街の建設に投資されたのならば
その街を満たし、利益を生み出すための
ビジョンとは、如何なるものだろう
もし、建物が空っぽならば、これ以上
多くの、ビルや道路、電気や水道施設を
建設したとて、なんの意味があろうか
その、ビルの一区画が、一千万で売りに
出されたなら、、平均年収が75万円の
国民が、如何にして購入できるのだろう
⁉️
中国、民間の開発業者は、国内の
銀行への債務の返済が不可能となり
中国の銀行は、欧州の銀行に対して
債務不履行となるだろう
そして、政府が価格設定をしているので
住居の価格は ずうっと、、
変わらないのだ
‼️
参考図書
『日本とアメリカを襲う
21世紀型戦争の正体』
ロバート・スポルディング著
河添恵子監訳
田口未和訳