田中角栄総理は『コンピュータ付き
ブルドーザー』と呼ばれる一方、
天才的とも云われる、人心掌握術で
取り巻きの官僚や政治家、そして、国民から
熱狂的な人気を博していました。
じつに、ひとの心を掴むのが上手い、
人情家で、謙虚な方だったようです。
『最終学歴は高等小学校、土建業の出身』
という点だけでも、一般庶民には
身近な印象を投げかける、総理でした。
一方、金集めに長け、政界の黒幕とも
目されていました。然しながら、彼は
肺炎で死ぬ数年前まで、自身の弁護士に
ロッキード事件の疑惑について否定し
あの、アメリカ人にやられた!
兎に角、調べてくれ
と云い残していました。
実は、この人物こそ、田中角栄を
失脚させた、張本人でした。
あの、アメリカ人とは
だれなのでしょう?
1972年、ひぐらしの鳴き始めた
軽井沢の別荘に、大統領補佐官を
名乗る、米国人が訪ねてきました。
男は、蔓底メガネ👓をかけ、やや
神経質そうな顔をして、どこか、人を
圧倒させる、不気味な雰囲気を
漂わせていました。
キッシンジャー国務長官です
男の要件は
単刀直入でした。
あなたの考えている、中国🇨🇳との
国交回復を延期してほしい
角栄は数週間後、北京で日中国交回復の
交渉をする手筈でした。然し、それに
先立ち、数ヶ月前、ニクソン大統領が
国交回復のため、中国🇨🇳を
電撃訪問していました。だが、
そのニュースは、、華々しく報道されは
したものの、中身のないものでした。
この状態で、日本に先を越されては
米国🇺🇸の面目丸潰れ❗️
ところが、角栄は
米国の申し出を一蹴したのです
アメリカ🇺🇸の命令に
従わなかったのです
参考図書
ルネサンス文書
最近、元・田中角栄総理の屋敷が
火事🔥に遭いました
その事件の直後、私は、、
ロッキード事件は嵌められたのでは?
脅しではなかったか! と
何と無く、、思ったのでした
最後まで読んで頂き
ありがとう
❣️