私は、動物園の飼育係さんです
なにしろ犬が大好きで
夕御飯に、手羽先みたいに骨のついたお肉が出ると、
その骨をとっておいて
近所の犬にあげに行ってました
もちろん…
のちに、飼い主さんに、母が怒られてしまったのですが
うちの母は、出来た人で
その時も、私を怒らずに、
なぜダメかを教え、「ただ見に行くだけにしようね
」と さとしてくれました
」と さとしてくれましたそれはさておき…
私の父は教育者
私が、動物園の飼育係になりたいことを知って…
私にこう言ったのです
「飼育係になるには、獣医の免許が必要なんだ。獣医になるには、岩手大学農学部に行くといい。難しい大学だから、塾に行く方が良いんじゃないか。」私は、すっかり信じこみ、塾でせっせと勉強を…
ところが…
その塾にいたんです
岩手大学農学部の学生が、講師として
そして授業の合間に、
過酷な動物実験の話をしたんです…
具体的内容は書きませんが、そこには犬の話も…
あまりのショックに
私は 即 飼育係を目指すことを止めました
飼育係を目指すことを止めましたでも大人になって知ったけど、飼育係に獣医の免許なんて 不要ですよねぇ…
娘を 少しでも 良い大学に入れようという、父の策略だったんです(笑)
その後、私は、弱い立場の人の役に立ちたい…と
三Ｋと呼ばれる職業につきますが、
なって良かったな…
と 思っています。
物凄く 過酷で…、大変な現場でしたが、
そこには、ドラマ以上の、何にも変え難い、人の輝きがありました
職業を通して出会った人達が、私にたくさんの大切なことを教えて下さり、私を大きく 成長させて下さいました。
人間嫌いだったのに、人間が好きになりました
その意味では
父に 感謝かな(笑)そして、本日息子が…
息子は、三歳の頃から
「大きくなったらサンタさんになる」と 申しておりました。
(息子とのサンタ話も面白い話があるんだけど、それはまたいつか♪)
息子「大きくなったら、サンタだと思ってたけど、
けーご…やっぱり猫になりたいな…」
私
「どうしてそう思ったの
」
「どうしてそう思ったの」息子「だってさ、あんな壁も木も登っちゃうし、あんな高いとこからジャンプだって出来るんだよ
あー、でもな…サンタさんにも、なりたいんだよな…」
いつか、私のように、
現実を知る時が 来るのかな…
でも今は、その夢を 応援したい私でした
10月あたま、三週間
久～しぶりに職場に立ちます
同級生が、たった1日で良いから助けて欲しいと、懇願して来たからです。
実務をこなす訳ではなく、
学生さんの付き添いね
私を変えて下さったあの場所に、立てる喜びと
責任を伴う緊張感に挟まれてます。
しばらくブログから消えたら、
すみません…
でも 戻って来るので…
友達でいて下さいっ
(勝手に友達にしてすみません)
)ブログを通して、皆様の世界を拝見することも
今の私にとっては
大きな刺激になっているからです
って、10月入っても
せっせと 登場してたりしてっ
今日も、お読み頂き、ありがとうございました
秋が 来ましたね