この夏、
咳払いのようなチックが出てきた4歳息子…
怒られた時や、一生懸命話す事を考えるときに
出てくるようです。
チックは、それを指摘せず、自然にしている方が早く治るそうです
二学期の始まりに、
息子の担任の先生に 電話して
チックなので、様子を見て頂くよう 伝えました。
すると、先生もチックに気付いていたらしく…
「やっぱりそうですかお母さんが気付いてなかったら、お電話しようかと思ってました。本人が気にしてしまうと辛いので、その事に触れない方が良いですよ」
と、 おっしゃっていました。
やっぱり幼稚園の先生だな…
気付いていたんだ
と 電話を切って、ほっとしました。
その二日後…
園に行く準備をしていると
息子が とても悲しそうに…
「お母ちゃん…、けーごを病院につれてって…」
と 言うのです。
私 「どうしたの」
息子 「だってさ…、このせき…治らないんだもん…」
私 「良いんだよお胸に、悪い物がたくさんたまってるの。だからそれを出すために咳が出るんだから全部出ちゃったら、治るから、気にしないで出しちゃいなさい」
息子 「でも先生が先生が、その咳は嘘の咳だからやめなさいって、怒るんだもん…」
先日、お電話したはずなのに…
先生の方が、そっとしましょう…って、言ってたのに…
悔しい気持ちでいっぱいでした。
私 「そっか…。そしたら、先生に、『わざとじゃありません。僕だってやめたいです。そんなこと言わないで下さい』って、言ってごらん」
息子 「え…、言えないよ…」
私 「じゃあ、お母ちゃんが言ってあげるからね。」
息子 「うん、わかった…」
その夜、先生に電話し
ありのまま
息子の言葉を伝えました。
すると、驚いた様子で、
あたふたと、言ってません とのこと
ただもしかしたら、実習生が来ていたので、
実習生に言われたのかもしれない…
ご心配かけてすみません。
とのことでした。
その後、
後で考えても 言っていない
今後はもっと気をつけていきます
という内容のお手紙を頂きました。
息子に、先生に言った事を伝えると
ほっとした様子
ちなみに、誰先生が言ったのか聞いてみると
担任の名前を言いました。
その後は、園から帰るたび、
さりげなく先生とのやり取りを聞いてみますが、
もう 言われていない様子でした。
が、
またまた数日後、
息子 「今日、ひーちゃんに、『その咳やめなさいって、先生に怒られたでしょっ。やめなよ~』って言われた。」
私 「そっか~いやだったね…。じゃあお母ちゃん、ひーちゃんのママ知ってるから、咳のことお電話して言ってあげるよ…」
息子 「ううん。大丈夫。今日は自分で言った。」
私
「なんて言ったの」
息子 「この咳はお母ちゃんが、先生にわざとじゃないですって言ってくれて、やってもしょうがないんだよ、って言った。」
ちょっぴり 誇らしげな息子を、「よく言えたね」と
たくさん 抱きしめました
人生は
辛いことを 避けては通れません。
きっと、これからも
チックをしながら、
懸命に 歩いて行く息子の
私は、心強いバックグランドで ありたい
と
誓った 出来事でした