→ はじめて、お越し頂いた方々へ
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~ マテの部屋 ~
ギギィ、バタンッ …
「マテっ … 」
テギョンに手を引かれ自室に戻ったミニョは、真っ先にマテがマッキーといる子供部屋に走った。
「ミニョ様 … よくぞ、ご無事で」
泣き疲れてボンヤリしたマテと、その世話でゲッソリしたマッキーが声のした方を振り向く。
さすがのマッキーも『食べない』『眠らない』『泣き止まない』マテに困り果て、どうしたのものかとオンブしながら子供部屋をウロウロしていた所だった。
馬車の中でぐっすり眠っていたミニョは、思ったより元気そうでマッキーもホッと胸を撫で下ろしている。
「マッキーさん、すみません。ご迷惑をおかけしました。あの、マテを抱っこしていいですか … 」
ミニョは感極まり、涙ぐみながらマッキーに両手を差し出した。マテもそれを望んでいるはずで、それを断る理由など何もない。
「もちろんですとも。テギョン様、自分は、ゴンとシネと今後の打ち合わせをしてきますので、しばらく席を外しますがよろしいでしょうか … 」
「ああ、そうだな」
親子3人、水入らずにしてあげたかったマッキーは何気なく、部屋を出て行った。テギョンも、それが分かっている。
「マテ、ごめんなさいね」
「アンマ~、アンマ~、ふぇ~ん … 」
弱々しく泣くマテを抱いたミニョを、テギョンはその後ろからフワリと包み込んだ。
「俺達は、家族だ。何がどうあろうと、それは変わらない … 」
「テギョン様 … 」
「アッパぁ … 」
いつもならテギョンとミニョの間に割って入りジャマをするマテも、今日ばかりは二人の腕をギュッと掴み、嬉しそうにしている。
しばし、優しい時間が流れ …
マテがミニョに抱かれて眠るまで、テギョンは二人を離さなかった …
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~ テギョンとミニョの寝室 ~
「あの … テギョン様、本当にすみませんでした … 」
マテを寝かしつけ、いつもの大きなベッドへ微妙な間を空けながら腰をかけるテギョンとミニョ。
互いにかける言葉も思い付かず、部屋はシーンと静まり帰っていた。
隣の子供部屋にはグッスリ眠っているマテと、その傍らで仮眠を取る為のイスに座るマッキー。
警護担当者の控室になっているテギョンの自室の前の部屋には、良い雰囲気のゴンとシネがいる。
マッキーは一目でゴンとシネの気持ちを感じ取り、マテの警護を交代するという二人の申し出をキッパリ断って『今回の反省会を二人でしろ』と控室に押し戻した。
もちろん真面目な二人はマッキーに言われた通りにするだろうが、その後はきっと心の内を語り合うに違いない。
隣の寝室で、まさにそうしようとしているテギョンとミニョのように …




