~ 初めての朝 7・・・ミニョ ~ | ファン王国物語 

ファン王国物語 

韓国ドラマ「イケメンですね」の二次小説で「ファン王国」というパラレルな世界のお話です。おなじみのドラマのキャラクターが、様々な役柄で登場します。このブログを読んでドラマに興味を持って頂けたら、ぜひ見て下さい。きっと貴方の毎日が変わります、私のように。

初めて二次ブログを読む方々へ

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あ~、恥ずかしかった~


朝のシャワーは気持ち良かったけど、足の間がヒリヒリしたし …


その度に、昨夜のチャン先輩が頭に思い浮かんで、顔がまともに見てられなくって …


それで私が俯くと、今度はチャン先輩の『上向きおしべ』がこっちを見てるみたいで、困りました …


「頭ぁ、よく拭けよ、風邪引くぞ」


「は、はい」


クスッ、チャン先輩って結構、心配症なんですよね …


見た目は大ざっぱそうなのに、意外と細かい所に気がついてくれてる …


「ほら、頭ぁ、こっちに向けろ」


「あっ、はい … 」


えっと、もしかして …


ゴシ、ゴシ、ゴシ …


「ジッとしてやがれ」


だ、だって …


「は、はい … 」


ゴシ、ゴシ、ゴシ …


言い方はぶっきらぼうだけど、スゴく気を遣って優しく拭いてくれてますよね、チャン先輩 …


「熱かったら言えよ」


「あ、はい … 」


ブォォ~、ブォォ~


ドライヤーまでかけてくれるんだ …


教会では、小さな頃はシスターがやってくれてたんだと思うけど、自分の事は自分でやるのが普通だから …


チャン先輩、私、嬉しいです …


チュッキスマーク


「なっ、チャン先輩、いきなり … 」


キ、キスされた …


せっかく、うっとりしてたのに …


「フン、油断してるからだろ … 」


ゆ、油断って …


もう、またチャン先輩のイタズラ癖が出ましたね …


「も、もう目は瞑りませんっ」


考えてみれば、私、変な顔をしてたかもしれないし …


こうなったら、パッチリ目を開けてますからねっ!


ブォォ~、ブォォ~、ブォォ~


「おいおい、無理すんな」


無理でもしないと、またチャン先輩に不意打ちキスされてしまいそう …


初めて逢った日、目を開けたまま酸欠になってしまったから …


『目を閉じると、どういう顔になるか』を何度も鏡で見てみたんです …


結局、片方の薄目を開けた『変な顔』でしたけど …


キスする時、私はどんな表情をしてるんだろ、チャン先輩をがっかりさせたりしてませんか …


「だ、大丈夫です … 」


こ、このドライヤー、風が強い …


目の中が、カラカラに乾いてしまいそうじゃないですか …


「あ~、もういいぜ、コ・ミニョ」


フ~、終わった …


やっぱり『恋人同士』なんだから、私も同じ事しなきゃいけませんよね …


「あ、あの私もやります」


チャン先輩こそ、自分の頭を全~然、拭いてないじゃないですか …


「えっ、ああ … ほら、ドライヤー」


風邪なんか、引かせませんよ …


「はい、ではベッドに座って下さい」


ウフフ、今度は私の番です。ドジな私がチャン先輩の為に出来る事は少ないけど、せめてこれぐらいは同じようにしてあげたいんです …


「あ~、悪いな」


「いえ、いつも教会の子供達のお風呂上がりに、拭いてましたから … 」


ゴシ、ゴシ、ゴシ …


教会の子供達は何人もいたから、あまり丁寧にしてはあげれなかったけど …


「コ・ミニョ … 」


あっ、痛かったのかな …


「チャン先輩、強く拭き過ぎですか」


ついつい、力が入っちゃって …


「い~や、最高に気持ちイイぜ … 」


ムギュウゥゥ …


「チャン先輩、く、苦しいです … 」


ど、どうしたのかしら、急に …


「このままでいい … 」


チャン先輩、泣いてるんですか …


「はい … 」


もしかしたら、哀しい事を思い出させてしまいましたか …


ご両親がいるのに『独りだった』って言ってましたよね …


ごめんなさい、余計な事をしてしまいましたか …


でも …


チャン先輩、私で良ければ …


ず~っと側に居ます …


チャン先輩の隣に、これからも居させて下さい …


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