→ 番外編3について → イメージソング
→ ここまでのあらすじ ( 随時、更新 )
→ 登場人物紹介 1 登場人物紹介 2
★*:;;:*★*:;;;:*★*:;;;:*★*:;;;★*:;;:*★
あ~、恥ずかしかった~
朝のシャワーは気持ち良かったけど、足の間がヒリヒリしたし …
その度に、昨夜のチャン先輩が頭に思い浮かんで、顔がまともに見てられなくって …
それで私が俯くと、今度はチャン先輩の『上向きおしべ』がこっちを見てるみたいで、困りました …
「頭ぁ、よく拭けよ、風邪引くぞ」
「は、はい」
クスッ、チャン先輩って結構、心配症なんですよね …
見た目は大ざっぱそうなのに、意外と細かい所に気がついてくれてる …
「ほら、頭ぁ、こっちに向けろ」
「あっ、はい … 」
えっと、もしかして …
ゴシ、ゴシ、ゴシ …
「ジッとしてやがれ」
だ、だって …
「は、はい … 」
ゴシ、ゴシ、ゴシ …
言い方はぶっきらぼうだけど、スゴく気を遣って優しく拭いてくれてますよね、チャン先輩 …
「熱かったら言えよ」
「あ、はい … 」
ブォォ~、ブォォ~
ドライヤーまでかけてくれるんだ …
教会では、小さな頃はシスターがやってくれてたんだと思うけど、自分の事は自分でやるのが普通だから …
チャン先輩、私、嬉しいです …
チュッ
… 「なっ、チャン先輩、いきなり … 」
キ、キスされた …
せっかく、うっとりしてたのに …
「フン、油断してるからだろ … 」
ゆ、油断って …
もう、またチャン先輩のイタズラ癖が出ましたね …
「も、もう目は瞑りませんっ」
考えてみれば、私、変な顔をしてたかもしれないし …
こうなったら、パッチリ目を開けてますからねっ!
ブォォ~、ブォォ~、ブォォ~
「おいおい、無理すんな」
無理でもしないと、またチャン先輩に不意打ちキスされてしまいそう …
初めて逢った日、目を開けたまま酸欠になってしまったから …
『目を閉じると、どういう顔になるか』を何度も鏡で見てみたんです …
結局、片方の薄目を開けた『変な顔』でしたけど …
キスする時、私はどんな表情をしてるんだろ、チャン先輩をがっかりさせたりしてませんか …
「だ、大丈夫です … 」
こ、このドライヤー、風が強い …
目の中が、カラカラに乾いてしまいそうじゃないですか …
「あ~、もういいぜ、コ・ミニョ」
フ~、終わった …
やっぱり『恋人同士』なんだから、私も同じ事しなきゃいけませんよね …
「あ、あの私もやります」
チャン先輩こそ、自分の頭を全~然、拭いてないじゃないですか …
「えっ、ああ … ほら、ドライヤー」
風邪なんか、引かせませんよ …
「はい、ではベッドに座って下さい」
ウフフ、今度は私の番です。ドジな私がチャン先輩の為に出来る事は少ないけど、せめてこれぐらいは同じようにしてあげたいんです …
「あ~、悪いな」
「いえ、いつも教会の子供達のお風呂上がりに、拭いてましたから … 」
ゴシ、ゴシ、ゴシ …
教会の子供達は何人もいたから、あまり丁寧にしてはあげれなかったけど …
「コ・ミニョ … 」
あっ、痛かったのかな …
「チャン先輩、強く拭き過ぎですか」
ついつい、力が入っちゃって …
「い~や、最高に気持ちイイぜ … 」
ムギュウゥゥ …
「チャン先輩、く、苦しいです … 」
ど、どうしたのかしら、急に …
「このままでいい … 」
チャン先輩、泣いてるんですか …
「はい … 」
もしかしたら、哀しい事を思い出させてしまいましたか …
ご両親がいるのに『独りだった』って言ってましたよね …
ごめんなさい、余計な事をしてしまいましたか …
でも …
チャン先輩、私で良ければ …
ず~っと側に居ます …
チャン先輩の隣に、これからも居させて下さい …


