~ 初めて、お越し頂いた方へ ~
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→ 登場人物紹介 1 登場人物紹介 2
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~ チャンとカートの部屋 ~
結局、俺ぁ …『涙を拭いてんだ』なんて、コ・ミニョにしか通用しねぇような無茶苦茶な理由をつけて …
アイツがフラフラになるまで、あのまま夢中で喰いついちまった …
ありゃ『キス』なんて生易しいモンじゃなく … 男に全く免疫のねぇアイツにとっちゃ『唇を強引に奪われてる』ような感覚だったに違いねぇ …
もう少しのとこで、デケェ胸にも手が行きそうになってて慌てちまったが …
次は、もっとセーブしねぇと …
怖かっただろうによ …
肩を震わせながら、俺を受け入れるアイツがあんまり可愛くて …
俺ぁ、逢う度に所構わず押し倒しちまいそうだ …
せっかく良い雰囲気になってんのに、ここで焦ったら今までの我慢も水の泡だぞ …
「おい、チャン … お前、ミニョちゃんと気持ちイイ事してきたんだろ」
チッ、うるせぇなぁ、カート …
明日からのコ・ミニョ攻略法を考えてんだから、ジャマすんなよ …
お前ぇは、テレビの横に山積みのエロビデオかゲームの攻略本でも見てろ …
「関係ねぇだろ … 放っとけ」
「チャン、お前、顔がニヤけてんぞ。あんな天使みてぇなミニョちゃんを、どうやって落としたんだよ」
フン、舌も入れねぇキス止まりで帰って来たなんて、教えてやんねぇよ …
あんなもんでコ・ミニョの奴ぁ、フラフラになっちまって …
女子寮の玄関についてから、ミジャさんにジロジロと見られながらアイツの部屋に運んだんだぞ …
ありゃ絶対ぇ、俺がやったと思われてるぜ … まぁその通りなんだけどよ …
「まぁいいさ~、俺はユリちゃんに聞くからよ。それより、いいのかなぁ、チャン。明日は俺、彼女達と同じ講義があんだぜ … 」
なっ、カートの奴め … 先にそれを言えよなぁ …
「お前ぇの好きな『洋モノ』5枚」
カートはアレが好きだからなぁ …
「ふ~ん、5枚か。ユリちゃんに言ってすぐ側の席へ来るよう頼んだんだぜ。俺って気が利いてると思わねぇか、チャ~ン」
欲深ぇぞ、カート … ユリって女に『カートはパツキン女好き』って言ってやろうか …
「チッ、10枚な … 全くいちいち俺の知り合いを、アテにすんなよなぁ」
俺の親を通して業界には無駄に知り合いが多いのを、カートはいつもアテにしてきやがる …
「まぁ、ギブアンドテイクだろ」
面倒くせぇが仕方ねぇ … コ・ミニョを見張らねぇといけねぇからな …
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~ 翌日、学内の大教室にて ~
ガヤ、ガヤ、ガヤ …
おっ、コ・ミニョの奴 … いたいた。人がせっかく心配して食堂の前で待っててやったのに …
部屋から降りて来ねぇから、もう俺とは逢いたくねぇのかと内心、ヒヤヒヤしただろうが …
あのカートのおっかけ女と一緒にいるコ・ミニョは、いつもと変わらねぇみてぇで安心したぜ …
「ミニョちゃ~ん、ユリちゃ~ん」
声デケェよ、カート … 周りの奴らが見てんだろ … 俺は構わねぇが、コ・ミニョはすぐに恥ずかしがんだよ。
「あぁ~ん、カート様ぁ~ん」
うわっ、あの追っかけ女もうるせぇ … カートにピッタリじゃねぇか …
「あらぁ、チャン先輩までいる~、ミニョ、早く来て … 先輩達の近くに座ろうよ!」
フン、わざとらしいなぁ、カートからそうしろって言われてんだろ …
「チャン先輩 … あの … 」
「何、見てんだよ … コ・ミニョ。俺の顔に何かついてるか。それにカッコ悪ぃから、ここでは『先輩』ってデケェ声で呼ぶんじゃねぇよ」
な、何だよ … そんなに真っ赤な顔されちゃ、俺まで照れんだろうが …
カート達もいんのによ …
「おはようございます。チャン先輩、私からは話しかけませんので、安心して下さい。ユリさん、前の方の席に座りましょう」
ゲゲッ、おいっ、カートと追っかけ女、何とかしろよっ …
コ・ミニョが俺から離れた席に座っちまうじゃねぇか …
俺ぁ、カッコ悪ぃが必死にカートや追っかけ女に目で合図した。
「何だよ~、ミニョちゃ~ん、朝の食堂にも来ないし … チャンの奴、ずっと入口でミニョちゃんを待ってたんだぜぇ、せめてこの前の席に座ってよ」
よしっ、たまには役に立つじゃねぇか …『パツキン女好き』は黙っておいてやるぜ …
「おいっ、カート … 余計な事を言うんじゃねぇよ … おい、お前ぇら教科書を見せろ、俺達ぁ持ってねぇから」
へへっ、俺って頭良いなぁ … こう言やあ、コ・ミニョも側に座らざるを得ねぇだろ …
「はぁ~い、チャン … 様ぁ~ん。じゃ、私はカート様の隣に座りま~す。ミニョは反対側ね」
おい、気持ち悪ぃよ、追っかけ女 … お前ぇはカートの方へ行けよ …
「ほら、友達がああ言ってんだぜ、コ・ミニョ。ここへ来いよ、お前ぇの指定席だ … 」
1年のお前ぇとは、さすがに一緒に受けれる講義は限られてんからなぁ …
俺の隣はずっとお前ぇの為に、開けといてやるぜ …


