11月も下旬になりそろそろ師走の声が聞こえてきました。紅葉

ここ最近、土日で晴れの日に、カーテンを洗濯しています。


カーテンを外すのは夫。お父さん

夫にフックの外し方を教えて一緒に外してもらいます。

カーテンを洗うのは私。お母さん

カーテンフックを付けるのは私。

カーテンを吊るすのは夫と、二人三脚で年末の大掃除に向けて取り組んでいます。


先週の土曜日の午後になりますが

リハビリセンター系列の、高次脳機能障害の家族会へ参加してきました。にっこり


この日集まったのは女性ばかり9人。

ミラクル・レディースの会という女性の会で


高次脳機能障害の当事者の女性お母さん

子供さんが高次脳のお母さんおばあちゃん

旦那様が高次脳の奥様お母さん


女性だけの取り組みで、3年前に家族会に入会してから、定期的に参加している集まりです。

今回は何回か参加されている方と、初めて参加される方が1人いらっしゃいました。


この日のテーマは

「最近の家族関係で良かった事」でした。


私は自分の誕生日に、次女からもらった手紙の事を話して手紙を一部読み、

嬉しかった気持ちを話しました。ラブレター


他の皆様は、高次脳の旦那様に合わせて将棋を覚えた事で、

旦那様と将棋カフェに出入りするようになって、最近初めて将棋の対局した事やお母さん


自分が歳を重ねて体調が安定せず、不安になっている気持ちを、高次脳の娘さんから大丈夫と言って励ましてもらった事おばあちゃん


様々に良かった事をお話しされていました。


高次脳機能障害との関わり方と言っても

立場が違うと噛み合わない事もありますが

そこは悩みを抱えた高次脳機能障害に関係のある皆さま。

次から次へと、高次脳の悩みが出てきます。アセアセ


今回初めて参加された方は、50代の奥様で

旦那様が数年前に交通事故で高次脳機能障害になったそうです。

でも障害者手帳を取得する事を、旦那様が頑なに拒否されるそうで、

職場にも復職したものの、障害者だと申告していないない為に

高次脳機能障害があるのに、障害者としての配慮が受けられないそうで、奥様としては心配だそうです。ガーン


その方の職場では、障害者手帳を提示すると、今の職種が続けられなくなるそうで、

過去に障害者手帳を職場に提示した方が

配置転換されて、事務の職種に配置換えがあったそうで

今の職種に拘っている旦那様は、頑なに障害者手帳を取得することを拒むそうです。


旦那様としては、どうしても今の仕事が続けたいそうです。


それでも仕事内容的に、高次脳があると難しいようで、同僚や後輩たちから馬鹿にされたり

上司の自分を仕事で通さないなど、好き勝手されたりと、ストレスが溜まり

しんどい状況だそうです。アセアセ


しかも旦那様は単身赴任で、1人で暮らしているそうで、最近奥様に悲痛なLINEが届くそうです。

アセアセ

毎日LINEが沢山届くそうですが

奥様も仕事があり、旦那様の職場の方へ引っ越すことは難しいそうです。


家族会の時は、仕事に復職した夫を介護している方は少なく

高次脳の当事者さんだったり、介護をする親御さんだったり、

旦那様の介護をしていても、既に60代・70代で働き盛りの旦那様では無かったので

その奥様の話はサラッと流された感じになってしまい、

私は心配で、会が終わってから2人で個別にお話しました。驚き


旦那様の今の詳しい状況や高次脳機能障害の程度、お仕事の内容を伺って

高次脳機能障害の人には、内容的に難しい仕事をされていると感じました。驚き


夫の場合は元の会社に復職しましたが

精神障害者保健福祉手帳2級を職場に提出して、

更にリハビリセンターの相談員さんに、

会社の人事に、夫の高次脳機能障害と、出来る仕事と出来ない仕事を説明してもらっています。


夫は障害者雇用の対応をして貰ってるので

脳腫瘍の手術をして高次脳になる前とは、全く違う仕事、ごく簡単な事務作業を毎日ルーティンで行っています。ニコニコ


そんな状況の夫ですら時々

もうダメだ〜ガーン

みんなに色々言われる〜ガーン

仕事に行きたくない〜ガーン

愚痴が止まらなくなるので、

その度に話を聞いたり、リハビリセンターへ相談へ行ったり

時にはリハビリセンターの就労支援の相談員さんに、会社へ電話をしてもらい

職場環境について調整して貰っています。ニコニコ


高次脳機能障害の人が会社に復職して働くって、多分そんな感じなんだと思います。ニコニコ


それを高次脳がありながら、敢えて障害者手帳を取らず

高次脳機能障害のある健常者として働くのは

並外れたご苦労があると思います。アセアセ


でも、それを支える奥様、家族も

ものすごく大変だと思います。アセアセ


高次脳機能障害、見かけは普通に見えるだけに、会社の同僚や親戚や他人には理解され辛い

当事者や家族にとって本当に大変な障害だと感じます。