書いては堪らない書いては書いてはしまいこみこんな 手紙見れば どっと疲れてしまう書いた気持ちまで 嫌になるわかってもらいたい主人と二人幾度話してきたことだろう無言の父返事のない義兄わかろうはずのない届くことのない心馬鹿だよこんなに嫌な気持ちでいても悟りのないまま旅立つのは心もとなく歳の父へ理解不能の兄に渡すのは 気が引いてしまう主人の心を汚すような気もしてしまう情けなく今朝も零時に目が覚めて眠れないまま気が 重たい