旅の記録の続き。

「フランダースの犬」のネロが見たとされる、ルーベンスの「キリストの降架」
美術音痴の私でも、素晴らしいものはわかります。暫くみていました。聖書でお馴染みの場面が生き生きと絵描き出されています。
お話の中でもありましたが

このようなお宝は、かつては庶民などの目には触れられることはなかった。ネロは天に召される前にやっと見られたのだから、幸せでしたね。(お話だけどさ)
現代だからこそ、見られます。
カテドラルの中はガラガラだし、
ありがたや、、、。




側廊には、数多くの祭壇が。時間や天候も良かったのか、ステンドグラスも美しく映え、祭壇画も素晴らしく、キリがないのはわかっていても、いちいち立ち止まり、写真を撮ってしまう。

ピエタもありますね。



聖櫃もそれぞれに素晴らしい。

聖歌隊席。

大好きな写真です。


こちらは 十字架を持つ男。
出口に近いあたりにありました。ヤン・ファーブセン
という人の作品。多分新しいのでしょう。

ここを訪れた私達へのメッセージなのか、十字架をバランス良く持たせている。
夫は、なんだこれ、と言ったけど、
私はちょっと刺さったのでした。いいな。


堪能しましたが、半日はいられる空間でした。
ゆっくりランチも取れそうですが、お店があんまり開いてない。たしかに観光客も私達以外はあまり見かけない。なんだか静か。


なかなか素敵なお店をみつけてはいりました。まず、ミントティーがきました。綺麗だ。あとからティーバッグを投入。この辺りまでは優雅でしたが、


しかし、まさかの30分たっても出てこないという状況。のんびりゆったりの予定が プッシュして慌ててたべるという展開。


タルタルステーキ。
オーダーした時に、
「これは生だよ、大丈夫?」と何度も確認された。
サーブして、「なんだこれは?」とクレームを受けることが頻繁とか。美食の国ベルギー、前にパリで食べたタルタルステーキが美味しく、フランスでは度々食べたので、こちらでも楽しみにしていた。

ベルギー人は無類のマヨネーズ好きときいてましたが、本当にマヨネーズがついてきた!
大変美味しかったけど、分量が多かった。夫にも食べてもらったが、頑張って完食。

後ほどの惨劇の始まりだったかも、、



オランダらしい風車をみながら

途中寄ったサービスエリアでみた美味しそうなドーナツ!
若かったらたべていたな。美しいでしょ。
  
バスは一路、オランダ アムステルダムへむかうのでした。