最近、あまりスッキリと晴れてくれない東京。
数日前のお向かいさんのサザンカ。すごく綺麗でした。
昨日は、小学校時代の幼馴染と、9月に亡くなった友人宅に弔問に行きました。
家族葬でしたから、ご親戚も少なく友人は私だけでした。
亡くなった友人は友達が多かったけれど
彼女の死を知っている人はまだ少ないかもしれない。
闘病中 「誰にも言わないで」と言われていたから私も友人に知らせることは控えていた。
闘病中は故人の意志で面会は出来ずとも、
葬儀で最後のお別れはしたいと思っていた友人はたくさんいたと思う。
葬儀の在り方については考えさせられる。
大往生と言われる高齢の方の場合と
若い方の場合は 取り巻く環境が大きくちがう。
私たちも若くはないが、亡くなる年齢ではない。
家族も 失意の中で葬儀の形を考える余裕もないであろうし、連絡先もわからない、自分達だけで小さく済ませたい考え方もある。
血の繋がりはないから家族ではないけれど
家族より長い年月を共にすごした友人(知人ではない)の気持ちのやり場、落ち着きどころはどうしよう。
弔問に訪れ、
ご主人から病気の進行のことなど伺いました。
明るい二階の彼女の部屋に 彼女の遺骨が置かれ 写真が飾られていました。
お墓には暫く入らないそうです。
葬儀に出られなかった友人も、
やっと気持ちに一区切りつけられたようでしたが
「生きているうちに、会いたかった」
と、ポツリ。
本当に。
可愛いものが好きだった彼女に供えたお菓子。
一緒に食べたかったわね。















