陶芸作家、山田隆太郎さんのアトリエへお邪魔してきた時のこと。

 

 

相模湖からほど近く、藤野に作陶の場を構えている隆太郎さん。

ドライブがてら都内から1時間で行ける藤野は、とても空気がいいところでした。

 

 

 

山の中、とも言えるこちらへ行ったこの日は

よく晴れてくれてくれてたから、とにかく運転も快適で。

 

 

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お帽子かぶってらっしゃるのが隆太郎さん、

青いカットソーは Galerie Azur の大さん。

 

 

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好きそうだから、という理由で大さんがお誘いくださったこの訪問。

創作の現場も、隆太郎さんも、ということだったのかな。

 

 

私、工房やアトリエがとても好きで

物づくりの現場の、空気に触れているのが落ち着くんです。

繋いでくださったことに、感謝。

 

 

 

 

 

右手の棚にあるのが、まだ焼く前の器たち。

化粧もしていない素顔、ここからどんな表情がつくのか。

 

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電気で焼く窯もお持ちだったので、中を見せていただく。

直の火で焼くのとは、当然仕上がりが違う。

 

両方を使い分けられているのだそう。

 

 

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私が訪問した際はまだ更地だった場所へ、7月から新しい窯を造られて

つい先日ご本人のインスタで完成を拝見しました。

(本当は見に行きたい、)

 

インスタでは窯制作の行程も楽しめます、

https://www.instagram.com/ryutaro4126/?hl=ja(これでアクセスできるかな)

出来なかったら、@ryutaro4126 で検索してね。

 

 

 

 

 

 

 

これは大さんがセレクトした器の一部。

選ぶ、っていうのは目を遣うよね。美しいものを見抜く仕事。

 

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お部屋の中にも器、宝物がたくさんありました。

隆太郎さんのお話を聞きながら、少しだけ触らせていただいて。

 

 

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庭木、というか広大な敷地にある果樹から

毎日ゴロゴロと落ちてくるというスモモは、文字通り腐るほどあると言います。

 

 

 

 

自然に生ったまんま、よってオーガニック。

完熟で甘くて、幾つ食べたかわかんないくらい戴きました。

暑かったこの日、喉の渇きに最高。

 

 

スイカもスモモも、当然ながらご本人の大皿に盛られて

こういうかたちの贅沢は、訪れてこそのもの。

高揚ポイントです。ほんと、ありがたい。

 

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頂いたのは、こればかりでなく。

真竹、という真っ直ぐに生える筍をすぐそこで刈ってくださって。

 

 

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すぐに火を焚いて、下茹でをしました。

 

 

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すごい!灰汁抜きに使った灰は、窯から持ってきたもの。

隆太郎さんファンの方々にしても、マニアックすぎて伝わるでしょうか。

 

 

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想像、はしていなかったのですね私。

器もですけれど、隆太郎さんの存在感と選ぶ言葉なんかが

ストレートで気持ちよかった。

 

お話していて、これほど心地よいとは思わなかったな。

 

 

 

 

 

 

 

次の日に作った真竹のスープと、筍ご飯。

オージャス補給。

 

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美味しい、持って帰れる自然を食卓で。

 

 

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隆太郎さん、大さん、

素敵な1日をありがとうございました。

 

 

 

 

 

藤野の旅、レポート続きます。

 

 

akiko takase

高瀬媛子