『DIALOG IN THE DARK』
 
息子の英語の先生に聞いて、親子で参加しました。
 
ダイアログ・イン・ザ・ダークは、
真っ暗闇のソーシャルエンターテイメントです。
 
世界全体で600万人以上が体験したこのイベントは、1989年にドイツで生まれました。
1999年以降は日本でも毎年開催され、約6万人の人が体験しています。
 
コンセプトは、
「目以外の何かで、ものをみようとしたことがありますか?」
 
私たち参加者は完全に光を遮断した空間の中へ8人のグループを組んで入り、白杖だけを手に持って入ります。中は本当に真っ暗闇です。
そして、暗闇のエキスパートであるアテンド(視覚障がいのある方々)のサポートのもと、中を探検し、様々なシーンを体験していきます。
 
その過程で視覚以外の感覚の可能性と心地よさを思い出し、コミュニケーションの大切さ、あたたかさを再確認することになります。
 
遠くにせせらぎの音が聞こえたり、土の匂いがしたり、砂利を踏む音、足元で枯れ葉がこすれる音、その葉を踏みつぶす感触。
 
知らない者同士が声を掛け合って進んで行く。
いろんな仕掛けが季節ごとにメイキングされているのです。
 
最初は怖かったけど、仲間は結束し、不思議と快感に変わってゆく…
 
不思議体験にもかかわらず息子は順応するのが早く、グループのリーダーシップ的存在となり、グイグイ進んでゆくのです。頼もしささえ感じました。
 
あっこ