NHK教育テレビ『子どもサポートネット“子育ち”を考える!』
先日の生放送は、息子のクラスのお母さん方にも大きな反響がありました。
 
『保育所に入れない!増やせない!』
働くシングルマザーにとっては切実な問題。
保育所待機児童は数十万人とも言われる事実。
大都市部の最低基準緩和をすると言うが、現状は正にぎゅうぎゅう詰めの状態。
廊下で着替えたり、お昼寝の布団も端を重ねて敷いている為、寝返りも出来ないそう。
一人が病気になると、感染も早いだろうし、保育士さんも重労働なのに給料も低額。
“保育の質”の重要性は大きな課題になっています。
『学びをむしばむ貧困の波』
医療を受けられない、ご飯を食べられない、学用品が買えないなど、これが先進国日本の今とは考えがたい事実でした。
親の貧困が連鎖する。
親の経済状況のしわ寄せが子供に被さってきている。家庭の経済的条件と関わりなく、子供の学びと育ちは、保障されなくてはいけませんよね?
 
『こども手当』と『高校無償化』で改善するのでしょうか?
日本は教育にお金がかかりすます。
ただでさえ都会の結婚率が低い上に、少子化。
これでは益々子供を産みたいという女性は減ってしまうのでは?と心配してしまいます。
 
スウェーデンでは、学校にお金が一切かからなかったり、イギリスでは子供本人の口座を作って18才まで引き出せない『チャイルドトラストファンド』という制度がある。
日本の制度、親主体の“世帯主義”を脱却して、子供一人一人にきちんと届く支援をつくってほしいものですね。
現金給付だけではなく、現物給付の充実を望みたいです。
 
『働きたくても働けない』就職で苦労する高校生。 就職活動をやめた高校生。ワーキングプア、ニートは増える一方。
働く意欲も、若者の夢もなくなりつつある現状。
若者が安定した就労や生活の基盤を持てないということは、社会保障や経済活動の担い手を減らし、社会全体を弱くすることになる。若者の雇用、高卒者内定率を高める事は、社会全体で考えてほしいと思います。
 
もう待ったなし!
これらの問題を後回しにしないで、雇用と福祉に正しい税金を使ってほしい。
 
最近 耳を疑うニュースに心が痛みます。
親の虐待、子供達のSOS、もうこれ以上、子供達を圧迫しない社会であってほしい。
そう思いました。
 
 
あっこ