また悲しいお別れです。


淡路恵子さんがお亡くなりになったと…。


最近はバラエティでご活躍し、娘のはーちゃんまで、淡路さんをよく知っていました。


私は、初めての昼帯ドラマで主役をやらせていただいた時に、義兄とその母と同居するという設定で、母役が淡路さんでした。


淡路さんの全てがかっこよくて憧れでした。
ある時、撮影がおしまくって、淡路さんを8時間もお待たせしてしまったんです。スタッフの緊張も高まってしまってたので、私が淡路さんとの会話の中で『淡路さん、申し訳ありません』と言いました。


すると
『大丈夫よ~、役者は待つのも仕事よ!』と、タバコを軽く吸いながら仰有ってくださいました。


ホッとすると同時に、勉強もさせていただきました。

撮影が朝方までかかり、後3時間後には翌日の撮影が始まるという日も多く、よく緑山スタジオの簡易ベッドで休んで朝を待つことをしていました。


すると、淡路さんも
『私も一緒に泊まるわ~』って!
淡路さんが長音記号2って、みんなびっくり!
小瓶に入れたお酒とともに、私や数人のスタッフと何気ない会話をしてくださった、気さくな淡路さんを一生忘れません。


思い出はどんどん甦ってきますが、大切に胸にしまっておきます。


淡路さん、本当に有難うございました。
心よりご冥福をお祈りいたします。