私は東大医学部医学科を卒業していますが、良く周りの人から「ご両親も医者で頭が良かったんでしょ?」とか「桜陰とかの中高一貫校出身でおうちはお金持ちだったんでしょ?」とか聞かれます。でも、実際は全く違うので、それについて書いていきたいと思います。

 

 まず我が家は親族に一人も医者がいない全くの庶民家庭で、母は信州の普通の高校卒、父は音楽短大卒なのに結局は音楽の道ではなく社会保険労務士の仕事をしていました。家はどちらかと言えば貧乏で、ずっと公団の団地に暮らしていました。そんな私が東大を目指すことになったのは、明確なきっかけがあります。

 

 私は生まれつき先天性股関節脱臼+臼蓋形成不全という病気で生まれ、左足の股関節が外れた状態で生まれてきました。生後3ヶ月から4歳までずっと入退院を繰り返す生活で、全身麻酔による足の手術を3回受けました。最初の2回は某私立医大病院で失敗されてしまい、3回目の手術を東大病院でして頂いてやっと歩けるようになったので、4歳で歩けるようになってからは「私は東大を出てお医者さんになる!!」と無邪気に言っていました。そんな大それたことを言っている自覚はゼロでした。

 

 この無邪気な発言が非常にマズイ・・・と気付いたのは小学校高学年になってからです。そこで私は東大合格者数が載っている週刊朝日を買ってきて、東大合格者の多い高校を調べました。多分1980年くらいだと思うのですが、今調べたら1位灘2位開成3位筑駒4位麻布5位ラサール6位東京学芸大付属でした。それで私は高校は東京学芸大附属高校に行こうと決めて、そのためには地元の公立中学では駄目だと思い、中学受験で横浜国大附属鎌倉中学に進学しました。なにしろ私立中学に行く財力は我が家にはなかったので、これ以外に選択肢はありませんでした。

 

 東京学芸大附属高校に行くまでは順調だったのですが、ここで少し羽目を外してしまい、卒業時の成績は全体で30位、理系で15位で、とても東大理3を受けられるレベルではありませんでした。現役受験の失敗を反省して、あがり症の性格の私が次の年に確実に理3に行くためにはどの教科で何点取らなければいけないかを計算し、あがっても確実に点数が取れる古文・漢文・英語・化学を強化し、元々得意だった数学と物理は少し強化する程度で良いと判断しました。そして浪人の1年間は6時間睡眠とご飯(かっこみ)・お風呂(烏の行水)以外の全ての時間を勉強に費やしました。

 

 ここで私が言いたいことは、人生は逆算して計画を立てることが大事だと言うことです。長くなったので詳しい勉強方法についてはまた書きますね。

 

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