友人から「読み応えがあったから是非読んでみて」とお勧めされて、楡周平さん作の「骨の記憶」を読みました。文庫本で632ページというなかなか読み応えのある本でしたが、いろいろと考えさせられる本でしたのでご紹介します。

 あらすじ・・・東北の田舎町の没落した旧家で末期癌の夫に尽くしている清枝のもとに、ある日宅配便で51年前に失踪した父の骨が送られてきます。その送り主の名は中学の同級生だった「長沢一郎」となっていますが、長沢一郎は集団就職で東京に就職した翌年に亡くなっていたはず・・・清枝は不審に思いながらも長い手紙を読み進めていくと、そこには51年前の父の失踪にまつわる真実が書き記されていました。
 その後は長沢一郎の視点から子供時代のこと・集団就職をした後のこと・亡くなったことになる事件・事件後の彼の人生・清枝に骨を送ることになった経緯・彼の復讐・・・について書かれており、最後は真実を知った清枝がどのような行動に出るのか?が書かれています。果たして清枝の父の失踪の原因とは?誰が誰に対して復讐をしようとするのか?が気になる方は、是非本をお読みになってみて下さい(笑)。

 私がこの本を読んで感じたのは、人間というのは子供の頃にどんな風に生活していたのか?ということに一生囚われて生きていくのだなということです。ということは、親としてまだ小学生の子供達にしっかりと教育をしていかないと、子供達の人生を正しく導いてあげることができないのだなと強く感じました。今までも愛情を言葉とボディタッチでしっかりと伝え、自尊感情を育て、学ぶことの大切さを教え、子供の頃から良いものに触れさせてきたつもりですが、もっともっと心して子供たちに接してあげないといけないなと感じました。

 私の父は社会保険労務士として顧問先を抱えて経営コンサルタントをしていましたが、人が良くて非常に安い顧問料しか頂いていなかったので、我が家は決して裕福ではありませんでした。母が顧問先の一つである料亭をお手伝いしていたことがあり、小学生の頃よく一緒に連れて行かれて、料亭のお家のお嬢様達と遊んでいました。彼女達は私のことを「経営コンサルの先生のお嬢さん」として扱ってくれていましたが、そこのお家に遊びに来ていたある男の子が露骨に私を「使用人の子」として扱ったことがあり、その時私は「今に見ていなさいよ。私は絶対にあなたより良い大学に行ってよい暮らしをして見せるから。」と心に誓ったことを今でも覚えています(笑)。多分その時の彼は絶対に覚えていないでしょうけれど、傷つけられた方は結構執念深く覚えているものですからね。

 一昨日は大変頂き物の多い一日でした。患者様よりパンとアップルパイを頂きました。
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 美味しく頂きました。リピーターの患者様からは手作りのシフォンケーキを頂きました。
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 手術のダウンタイム期間にこんな素敵なシフォンケーキを焼いて頂いて本当にありがとうございます。別のリピーター患者様からはクリニックにはお花を。
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 私にはごま油セットを頂きました。
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 いつもお心遣いありがとうございます。私料理のほとんどをごま油で作る人なので、とっても嬉しいです。別の患者様からは市原ミルフィーユを頂きました。
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 疲れた時に甘いものがとっても嬉しいです。また、別の患者様からは私にとキャラメルビスケットを頂きました。
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 こちらは家に持ち帰り、早速子供達が喜んで食べていました。ご馳走様でした。

あきこクリニックTEL03-5717-3444またはメールinfo@akiko-clinic.com までご連絡お待ちしております。当院ホームページはhttp://www.akiko-clinic.com です。

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