毎日ものすごく寒い日が続いていますね。私は基本的には車通勤なのですが、エンジンをかけてからすぐにエアコンを入れてシートヒーターを入れても、暖かくなるまで5分ぐらいは車の中でもブルブルと震えるくらい寒いです。

 こんな寒い季節に気をつけなければならないのは「低温やけど」です。使い捨てカイロや電気毛布や湯たんぽの正しい使い方を知らないと、かなり重症の「低温やけど」になってしまいます。そもそも低温やけどとは何か?ということからご説明しましょう。

 「やけど」というと、お湯や天ぷら油などの高温のもので起こるものだと思っていますよね?ところが44度という低い温度でも、6時間以上直接皮膚に接触していれば低温やけどを起こしてしまうのです。

 低温やけどは低い温度で長時間かけて進行するため、熱さや痛みを感じにくく、表面は赤くなっている程度でも実は皮膚の奥深くまでダメージがある場合が多く見られます。高温で起こるやけどと違って、冷たい水で冷やすなどの処置をしても効果があまり期待できません。

 低温やけどを起こさないためには
1.使い捨てカイロは必ず衣服の上に貼るようにし、同じ場所に長時間貼りっぱなしにしないようにします。
2.湯たんぽを使うときは、必ず厚手の袋に入れて使います(タオルですとタオルがずれて直接皮膚が触れてしまうことがあるため)。
3.ホットカーペットの上やコタツの中では寝ないようにする。電気毛布は1時間程度のタイマーをかけて使用する。
4.お酒を飲んだときや寝る時には暖房器具を使わないか短時間のタイマーをかけるようにする。
などの注意が必要です。

 それでも低温やけどを起こしてしまった時には、自己流の処置では感染を起こしたりする場合もあるため、いくら表面上が問題なさそうに見えても必ず病院を受診しましょう。

あきこクリニックTEL03-5717-3444またはメールinfo@akiko-clinic.com までご連絡お待ちしております。当院ホームページはhttp://www.akiko-clinic.com です。

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