昨日の国内男子ゴルフツアー最終戦で43歳の藤田寛之選手が優勝し、今年の賞金王に輝きました。ベテランの藤田選手ですが、賞金王に輝くのはなんと初!!ここ数年は韓国選手が賞金王になることが多く、日本人の賞金王は2009年の石川遼選手以来ということも嬉しいですが、なんといっても43歳でも進化を続けているという事実がアラフォー世代にとってはとても喜ばしいことなのではないでしょうか?

 スポーツ選手はあらゆる職業の中で引退が早目で、20代~30代前半がピークとなることが多いですが、割と引退の早い競技であるサッカーでも三浦知良選手が40代でも頑張っていますし、ゴルフなどはスポーツの中ではかなり高齢まで続けられる競技なので、藤田選手・2位の谷口選手(44歳です)などはまだまだこれからも活躍が期待できて楽しみです。

 自分自身のことを振り返ってみると、3年前に開業する時点で美容外科医として10年以上のキャリアがありましたので、正直なところ「もうこれ以上学ぶことはないかもしれないなぁ」と思っていたのですが、そんなことは全くありませんでした。

 美容医療の世界では新しい機械もどんどん出てきますし、スレッドや注入剤もどんどん新しいものが出てくるので、そういった新製品に対する勉強というのは常に必要です。ですが、それ以上に進化しているのは私の場合は手術と注入の手技です。

 以前勤務していたクリニックでは、学会には行かせてもらえるもののセミナーや講習会には全く行かせてもらえなかったのですが、自分で開業してからはどんどんいろいろなセミナーに積極的に参加するようになり、「今までこういう方法しかしたことがなかったけど、そんな手もあったのか~!!」と思うようなことが多々あり、まだまだ私は途中の人なのだなあと思い知らされました。

 特に先月参加した大連の解剖ツアーは得るところが非常に多く、大連から帰ってきてから確実に手術が上手くなったなあと自負していたところ、スタッフからも「僭越ながら、手術がとてもお上手になったと思います。」と言われてしまいました(笑)。

 大連前に手術を受けられた方が不安になってしまうと思うので解説させて頂くと、もちろん今までの手術方法で医学的には何の問題もないのですが、新しい手術方法ではアプローチの仕方と固定方法を変えたので、助手の看護師さんから見てとても解剖がわかりやすくなったのと、手術時間が若干短縮されたのです。

 今私は43歳ですが、目が見える限りはこれからも進化し続けていけるように勉強も努力も惜しみませんので、今後の成長にどうぞご期待下さい。まずは体が資本ですので、本日は久し振りにジムに行って身体を鍛えてこようと思います。

あきこクリニックTEL03-5717-3444またはメールinfo@akiko-clinic.com までご連絡お待ちしております。当院ホームページはhttp://www.akiko-clinic.com です。

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