本日お見せする症例は、以前に1週間後の経過までをお見せした生理食塩水バッグを抜去してCRF(コンデンスリッチファット)豊胸を行った方が1ヶ月後検診にいらっしゃいましたので経過をお見せいたします。

 この患者様は10年くらい前に生理食塩水バッグによる豊胸手術を受けており、触感が気になるのと、レントゲンにバッグが写るのが気になるということでバッグの取り出しを希望された方です。バッグの取り出しとともにCRF(コンデンスリッチファット)豊胸を行いました。

 バストのお写真をお見せする時にはいつも書いておりますが、最初にお写真を出してしまいますと、「会社でブログを見ようとしたらおっぱいがドーンと出てきて焦った。」というお声を多数頂戴しますので、まず最初に解説から書きます。

 日本では一時期シリコンジェルバッグが使用できない時期が有り、その時期には生理食塩水のバッグが盛んに使われました。これはシリコン製のバッグにチューブがついており、バストの中にバッグを挿入してからチューブを通して生理食塩水をバッグの中に入れてふくらませ、水を入れ終わったところでチューブをポンっと抜くという方式です。チューブの部分は抜いてしまえば逆流防止になっていてお水が抜けることはないと言われていました。

 当時は生理食塩水なので安心ということで私もたくさんの生理食塩水バッグによる豊胸手術を行ってきましたが、後になってお水が抜けてしまったり、バッグの辺縁が触れて不自然だという症例が出てきたりしました。今現在で生理食塩水バッグを使用している医療機関はほとんどないと思いますが、当時はシリコンジェルバッグも使えずCRF(コンデンスリッチファット)もなくヒアルロン酸注入もありませんでしたから、生理食塩水バッグか通常の脂肪注入しか方法がなかったわけです。

 通常の脂肪注入では、脂肪がほとんど生着せず、それでいてしこりになったり石灰化したりする合併症がかなりあったので、当時は生理食塩水バッグしか選択肢がなかったわけです。ある程度バストの大きさがある患者様の場合は生理食塩水でもとても自然な場合もありますが、元々のサイズがAカップ以下の方の場合は、どうしても不自然になってしまうことが多かったです。

 現在はいろいろな選択肢が有り、良い時代になったと思います。当院では他院で入れたバッグの取り出しはどのバッグの場合でも両側で20万円、CRF(コンデンスリッチファット)豊胸は120万円、バッグの取り出しとCRF(コンデンスリッチファット)豊胸を同時に行う場合には130万円で施術を行いますが、いつものお約束通り(笑)「ブログを見た」と言って頂ければ10%オフにて施術いたします。また、患部のお写真を提供して頂く事で施術費用がお安くなるモニター患者様も募集しておりますが、CRF(コンデンスリッチファット)豊胸に関しましてはモニター価格は半額ではありませんのでクリニックに直接金額をお尋ね下さい。

 それではそろそろ写真をお出ししても大丈夫だと思いますので、まずは手術前のお写真です。

 患者様は30代の女性です。生理食塩水バッグを腋窩から抜去し、CRF(コンデンスリッチファット)を右に225ml、左に145ml注入いたしました。手術後1週間後の抜糸直後のお写真です。

 大きさはほぼ変わらず自然なお胸になったと思います。術後1ヶ月後のお写真です。

 あまりボリュームは減っておらず良好な結果です。しこりなどの合併症もありません。手術前の右斜めからのお写真です。

 CRF後の1週間後の抜糸直後の右斜めからのお写真です。

 内出血も出ずきれいなお胸になりました。術後1ヶ月後の右斜めからのお写真です。

 腫れが引いて自然なラインが出ました。このまま3ヶ月後まで残って生着してくれると良いなと思います。

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