本日は息子の小学校の授業参観のため、私はお休みを頂いております。皮膚科の藤田先生の診療となりますので、スキンケア治療・レーザー脱毛・ウルトラアクセントなどの痩身治療・ボトックスなどの注入治療のみの診療となります。患者様にはご迷惑をお掛け致しますが、よろしくお願いいたします。

 毎年この時期になると必ず思い出すのが「人の本当の優しさって普段よりも何かあった時にこそわかるものだなあ」ということです。私は生まれつき先天性股関節脱臼という病気を持って生まれ、臼蓋形成不全も合併していたため中々手術が上手くいかず、3度目の手術でようやく歩けるようになりました。

 幼少期の3度の手術の後は、季節の変わり目に少し足が痛くなるくらいでゴルフやスキーも楽しみつつ順調に大人になりましたが、大学病院の研修医の時に変形性股関節症がひどくなりドクターストップがかかってしまって転科を余儀なくされてしまい、きちんと休みが頂ける美容外科に転科しました。

 それ以来時々痛くなることはあっても概ね順調に過ごしていましたが、平成13年の秋頃から徐々に左足の変形性股関節症がひどくなり、痛み止めなしでは生活できなくなってしまいました。当時勤務していた大手クリニックに「痛みがひどくて早く入院して治療したい」と申し出ましたが、年末~GWまでは繁忙期なのでGWが開けるまで我慢するように言われました。

 足が痛くて満員電車にも乗れない状態でしたので、通勤は全てタクシーにして常に座薬を入れて痛みを抑えつつ何とか半年間頑張って働きました。以前のクリニックは分院がいくつもありましたし、1フロアーではなく数フロアーある分院もあって階段の上り下りがかなりきつかったのですが、なるべく私の移動が少なくて済むように気を使って予約を取ったり患者様の施術順を決めてくれる看護師さんと全く普段通りにする看護師さんがいました。

 特に思い出深いのは普段は言葉遣いも接遇もあまり良くなく、正直なところ看護師さんとしての能力はイマイチかな?と思っていたAさんが、私の体調をすごく気遣ってくれてなるべく移動が少ないように非常に効率良く業務をしてくれたことです。一方普段は有能だと思っていた看護師のBさんは、私への配慮は全く見せてくれず患者様の来た順番通り業務をするので、私は患者様お一人ごとに階段を上ったり下りたりしなければなりませんでした。

 看護師さんとしてどちらが本当に優れているのかはもうお分かりですよね?目の前に痛くて痛くて苦しんでいる人がいるのに、その人の痛みに寄り添うことが出来ないような人はたとえどんなに実務能力があっても看護師としてはダメだと思います。私は自分自身の見る目の無さを反省し、「本当の姿は普段ではない時にこそ現れる。もっと人の本当の優しさがわかる人間にならなければ。そして私自身も人の痛みがもっとわかる人間にならなければ。」との想いを強くしたのでした。

 一昨日いらした患者様よりお心遣いを頂きました。

 美味しそうなおせんべい・・・炭水化物なのでさすがに私は遠慮しておきましたが、スタッフが美味しく頂きました。ご馳走様でした。昨日いらした患者様からもお心遣いを頂きました。

 これと同じものをもう一つ我が家用にも頂いてしまいました。子供たちが大喜びでした。お心遣いありがとうございます。

あきこクリニックTEL03-5717-3444またはメールinfo@akiko-clinic.com までご連絡お待ちしております。当院ホームページはhttp://www.akiko-clinic.com です。

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