マンガ「僕等がいた」が大流行中☆

　映画化もされている小畑友紀さんのマンガ「僕等がいた」ってご存知ですか？私が子供に本を買ってあげるために行った本屋さんで見かけて、思わず全巻大人買いしてしまいました(お花見の後で昼間っから酔っ払っていたものですから気が大きくなってしまって・・・笑)。それをクリニックで話したらスタッフが「貸して下さい!!」と言うので、クリニック内でみんなで回し読みしています。

　舞台は北海道のある高校。主人公はクラスの女子の３分の２は１度は好きになるという不思議な魅力を持つ矢野元晴と、その高校の同級生の高橋七海。七海にとって矢野は最初はとっても印象の悪い男の子だったのですが、徐々に彼の魅力に惹かれていき二人は恋人同士になります。過去の恋愛を引きずる矢野に、七海は不安でならず矢野の親友竹内に相談したりします。竹内も七海に好意を抱くようになり、矢野は親の事情で東京に行くことになり、二人は離ればなれに・・・。そして矢野とは連絡が取れなくなって数年が経ち、七海は就活で日々忙しく過ごしています。やっと内定が出た会社で出会ったのは・・・。この後が気になる方はマンガを購入するか映画をご覧下さい(笑)。

　いい年をした大人が熱心にマンガを読むのもどうかと思うのですが、この漫画を読むと自分が１０代の頃のせつない恋愛を思い出して胸がキュンとなるのですよ。よく恋をすると若返ると言われていますが、実際に既婚者が恋をするのはいろいろと問題が・・・でも胸がキュンとなるだけでも充分アンチエイジング効果があるのですよ。

　映画では矢野役は生田斗真君、七海役は吉高由里子ちゃんがやっていますが、この二人のキャスティングはバッチリだと思います。マンガを読みながらも生田君と吉高さんの顔が思い浮かんでしまうくらいです。竹内役の高岡蒼甫さんはちょっとミスキャストだと思いますけどね・・・やはり実生活でのあれこれが高岡さんのイメージを悪くしてしまっていて、一途で友達思いの竹内役にはチョット・・・ね？

　七海は東京の大学生になっても就職しても、どうしても連絡の取れなくなってしまった矢野のことがふっきれずにいるのですが、そこまで一人の人を好きになったことってありますか？あらためて思い返してみると、私にはそこまで忘れられない過去に付き合った人っていませんでしたね。片思いのままで忘れられない人ならいますが、それは付き合ったことがないから全くマイナスイメージがないからだと思うのですよね。皆様はいかがですか？昔を思い出してキュンとなりたい方にはおススメのマンガです。

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