昨日・一昨日の2日間「第3回JAAS東京Live Forum」に行ってきました。座学は意外とくたびれるのですが、大変学ぶところの多い2日間でした。まず初日は、韓国のHong Ryul Jin先生の鼻に関する講義が素晴らしく、この先生は「本当は私は自然な変化の手術が好きなのですが、韓国女性は大きな変化があるいかにも整形しましたという鼻が好きなのです」とおっしゃっていたことがとても印象的でした。

 日本よりも美容整形に関しては先進国である韓国では、全国民の70%は一生のうちに何らかの美容整形(ボトックスなども含む)を受けると言われており、他の学会でも韓国の先生のご発表を沢山拝見しますが、どの先生も「思いっ切り変えられるだけ変える」という発表内容が多かったので、韓国の先生にも自然な変化を望むドクターがいるということがとても意外だったのです。Jin先生のご発表では、鼻中隔延長術に関して非常に参考になる術式を紹介して頂きましたので、次回の手術に早速活かそうと思います。

 それから同じく韓国のWoong C Choi先生の「眼瞼下垂と偽眼瞼下垂の診断と修正術」に関する発表もかなり斬新でした。一見片側の眼瞼下垂に見える症例が、実は反対側が開きすぎている場合があり、それを適切な開きに調整すると左右差がなくなるという発表があり、これまた韓国の先生にしては珍しい発表だなと思いました。どちらかというと韓国の先生は「開瞼出来るだけ開瞼させるように軽度の眼瞼下垂も全て手術する」というイメージがあり、「オイオイそれじゃビックリ眼だろう」と思わず突っ込みたくなるような発表をよく目にしていたので、Choi先生の考え方は非常に日本人に近くて術後の状態もとても自然になっていました。

 また、偽眼瞼下垂に関するご発表も素晴らしく「ああこういうタイプってすぐに眼瞼下垂と診断したくなるけど、きちんとたるみと脂肪さえ取れば普通の切開法手術で充分なのね」と思うような症例が沢山あり大変勉強になりました。

 湘南美容外科の相川先生によるネットマーケティングのお話も、ビックリするほどきめ細やかなマーケティングをなさっており、この美容不況の中で右肩上がりに成長を続けている湘南美容外科の強さの秘密が良くわかりました。これまで私は相川先生のことを大変失礼ながら「親の強力な資金力を武器に開業してたまたま成功してしまったおボツ」だと思っていたのですが、ものすごいマーケティング力ときめ細やかなフォローがあったからこそこんなに快進撃を続けていらっしゃることがよくわかりました。この場を借りて、今まで大変誤解していたことを深くお詫びしたいと思います。

 初日終了後に他のドクターと「相川先生凄すぎるよね。普通あそこまで出来ないよね。」という話で盛り上がりました。私はマーケティングに関して全く勉強せずに開業してしまいましたが、今まで私が無意識のうちに心がけていたことは湘南さんでも意識して行っていることで、私の方針は間違っていなかったことがわかりますます頑張ろうという気になりました。講義の後はライブサージャリーの中継があり、それも終わると懇親会です。

 JAAS理事の久保先生と吉村眼科内科医院の吉村先生と一緒に写真を撮りました。

 韓国のChoi先生とも写真を撮って頂きました。Choi先生は久保先生と同じ年だそうで「彼は私よりもとても若く見える」と感心していらっしゃいました。だいぶ長くなってしまったので、2日目の様子はまた明日のブログでご報告いたします。

あきこクリニックTEL03-5717-3444またはメールinfo@akiko-clinic.com までご連絡お待ちしております。当院ホームページはhttp://www.akiko-clinic.com です。

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