先日以前に勤めていた病院で一緒だった看護師さんと久し振りにお会いしました。その看護師さんは、美容医療にしばらく携わっていましたがこの春思うところがあって一般病院に戻ったのですが、久し振りに保健医療の世界に戻ったらあまりにもいろいろなことが変わっていてビックリしたと言っていました。

 どんなことが変わっていたかというと、看護師の専門性が高まり非常に細分化し、新人指導に対する考え方が昔とは全く違うということです。彼女が看護師になった十数年前には、あまり細かいマニュアルなどはなく先輩のすることをよく見て覚えることが基本でしたし、時には厳しい指導を受けることも叱られることももちろんあったわけです。でも今は「新人を指導する時には、決して怒ったり叱ったりしないこと。なるべく詳しい指導マニュアルを作ること。」が基本になっており、なんとお休みの希望も新人から先に決めるというのです。

 医療の現場では、人の生死に関わることもありますし、「絶対にしてはいけないミス」というものもあるのに、常に叱らずに優しく指導するなどということは可能なのでしょうか?私が医師になった時には、マニュアルなんてものはもちろんありませんでしたし、月月火水木金金という感じで全く休みもなく昔の軍隊のようなのが当たり前でした(だからこそ身体を壊して転科する羽目になったわけですが・・・)。おまけに医局長は「どんなに馬鹿な男でも女よりはまし」とか平気で言うような方でしたし・・・。

 もちろんそのような時代が良いとはとても思いませんでしたから、私は自分が指導する立場になった時にはきちんとマニュアルも作りましたし、感情に任せて怒るようなことはしませんでした。冷静に厳しく叱ることはもちろんしましたが、それは患者様に良い医療を提供する上では必要不可欠なことだと思っていました・・・まあそれでも「いじめられた」とか言われましたけどね(笑)。きっと今の「ゆとり教育世代」の人にそのような指導をしたら辞められてしまうのでしょうね。

 今のところはうちのクリニックはオープニングスタッフが全員勤務してくれていますし、まだ「ゆとり教育世代」の人とは全く接点がなく済んでいますが、今後もしもスタッフが辞めてしまったりさらなる増員をしなければならなくなった時にはその世代の人を雇用しなければならなくなるかも・・・。私にはどう接して良いのかわかりません(涙)。この世代の新人指導をしていらっしゃる方がこのブログをご覧でしたら、是非私にその方法をご教示下さい。

 一昨日いらした患者様よりお心遣いを頂きました。

 とっても美味しいラスクでした。ご馳走様でした。また、別の患者様からはみんなが大好きなグラマシーニューヨークのケーキを頂きました。

 皆様お心遣いありがとうございます。でも、私だけではなく他のスタッフも「最近体重が増えた・・・」と申しておりますので、どうぞお気遣いなく気軽にいらして下さいませ。

 本日は娘の小学校の保護者会と息子の小学校の保護者会があります。時間も完全にかぶってしまったので、私は娘の学校へ、主人が午後休を取って息子の小学校へ行くことになりました。ですから本日私はクリニックには出勤いたしません。明日もJAASの学会があるので、私はお休みを頂いております。今日・明日ともに皮膚科の藤田先生の診察となりますので、レーザー脱毛・スキンケア診療・ウルトラアクセント・ボトックスなどの注入治療は可能です。美容外科手術に関しては、ご相談も含めて本日と明日は診療できませんので、来週の火曜日以降でのご予約をお願いいたします。患者様にはご迷惑をおかけいたしますが、子供のため・技術の向上のためですので、何卒ご了承下さい。

あきこクリニックTEL03-5717-3444またはメールinfo@akiko-clinic.com までご連絡お待ちしております。当院ホームページはhttp://www.akiko-clinic.com です。

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