先日子供達二人を連れて、新宿ピカデリーに「おかえり、はやぶさ」を観に行ってきました。「はやぶさ」関連の映画はたくさん作られたようですが、私はこれしか見ていません。3D上映だったので、例の3Dメガネをもらって喜び勇んで見始めた子供達でしたが・・・6歳の息子にとってはやはりちょっと内容が難し過ぎたのか、途中からかなり飽きている様子でした(笑)。でも、終わった後には「面白かったね♪」と言っていたので、それなりに楽しめたようです。

 8歳の娘はかなり真剣に見ていましたし、終わった後は「私宇宙の関係のお仕事に就きたい。今年のお誕生日プレゼントは天体望遠鏡がいい!!」と興奮していました。娘は見たものにすぐ影響されるタイプなので、以前に叔母に宝塚に連れて行ってもらった時は「今の学校は芸能活動が出来ないから転校して宝塚を目指したい」と言い出しましたし、ミュージカルに連れて行くと「やっぱり私は将来はミュージカルスターになりたい」と言い出すのです。

 かくいう私も、高校生の時にタイトルはわすれましたが宇宙関係の映画を観てすっかり影響を受けて「東大の宇宙工学科に行って将来はNASAに勤めたい!!」とかなり本気で思っていた時期がありました。東大に行っている先輩にいろいろとお話を聞いて、理科1類から宇宙工学科に行くためには進振り(東大では教養課程での平均点によって専門課程の進路を決めるので、希望が必ずしも通りません。この進路の割り振りを進振りと言います)でかなり頑張って高得点を取らないといけないことと、そこまで頑張って進学してもまずNASAには勤められないことを聞いて諦めてしまいました。

 私もいろいろとなりたいものが変遷しながら、結局は幼児の時になりたいと思っていた医師になることに決めたので、娘もこれからいろいろなものになりたいと思うのでしょうが、結局は医師になるのではないかと思っています。

 映画自体は私にとってはとても興味深い内容で、宇宙では地上では考えられないようなことが次々と起こること、それに対する備えももちろん必要だけれどその場その場での臨機応変な対応もとても大切だということ、成功とは失敗を繰り返しても諦めずに挑戦し続けることの延長にあることなどが良くわかりました。

 主演の藤原竜也さんがはやぶさのプロジェクトが危うくなってきてイカロスという別のプロジェクトに気持ちを切り替えようとしている時に、「そうやって簡単に諦めて乗り換えるんだね。僕とお父さんはお母さんのことを諦められないからアメリカに行って肝臓移植のドナーを探すよ。」と子役の子が言うシーンがあって、そこでドーッと涙があふれてきました。現実の世界では、どうしても諦めなければならないことも沢山ありますが、簡単には諦めずに努力を続けていくことも大切ですよね。それを思い出させてくれる良い映画だったと思います。

あきこクリニックTEL03-5717-3444またはメールinfo@akiko-clinic.com までご連絡お待ちしております。当院ホームページはhttp://www.akiko-clinic.com です。

ランキングに参加していますので
こちらをクリックして下さい★
    ↓↓↓↓↓↓
http://beauty.blogmura.com/