私は毎朝車でクリニックに通勤していますが、その時にいつもJ-WAVEを聞いています。朝9時から始まる「I am」という番組の中で、「プレシャスワーズ」というコーナーがあります。これは、著名人が言った言葉や映画の中の名セリフを紹介するコーナーで、毎朝いろいろな著名人の言葉を紹介してくれるのですが、これがまた心に響く良いセリフばかりで「さすがひとかどの人物の発する言葉は重みがあって、生きていく力になるわ」という感じなのです。

 先日はマーガレット・サッチャーの言葉が紹介されており、私としてはとても気に入ったのでご紹介したいと思います。ラジオを聞きながらメモを取っていたわけではないので、言葉の詳細は違っているかもしれませんが、ニュアンスとしてこのようなことを言っていたということでご容赦下さい。

 「リーダーとは人々に好かれる必要はない。人々に尊敬される存在であるべきだ。」

 日本の人気取り・選挙の票集めのことばかりを考えている政治家の皆様に聞かせたい言葉だと思いませんか?日本のリーダーであるべき政治家の方々は、自分の利益や既得権益にしがみつき、地元住民が喜びそうなことばかり言っていて尊敬できない方ばかりです。もっとぶれない信念を持ち、国民が心から尊敬できるような政治家は登場しないのでしょうか?そのためには進んで嫌われ役になり、「国のために必要な政策だから、国民にどんなに嫌われてもやり遂げる」という気概が必要だと思います。

 政治に限らず、企業のトップや学校の先生なども、社員や生徒に「嫌われまい」として人気取りに走っているような気がしてなりません。トップが人気者になろうとしているような企業・学校には明るい未来はないでしょう。どういう社会情勢の中でも成長する企業のトップというのは、ぶれない信念を持ち、自分にも社員にも厳しく、社員には嫌われていながらも尊敬されている人だと思います。

 この不況の中で、右肩上がりに業績を上げている企業の人事の方に聞いたお話では、その会社では社員の目標達成に対する評価がとても厳しく、2期連続で目標を達成できない社員は容赦なくくびにするそうです。そのため、人事にはその会社を辞めさせられた人やその親御さんからしょっちゅうクレームの電話やメールが来るそうです。それでもその人事の方の会社に対するロイヤリティーは非常に高く、その企業のトップについて「どんな方なの?」とお聞きしたところ「とにかくすごい人です。いつ寝ているのかと思うくらいすごく働くし、戦略が間違えていると感じた時の見切り・方向転換も非常に速いです。心から社長を尊敬しているので、どんな無茶なリストラも忠実に実行しています。そのうち辞めさせられた社員から刺されるのではないかと少し心配ですが・・・」と仰っていました。

 私もクリニックのトップとして、スタッフに「尊敬されるトップ」になりたいなと思います。ついついスタッフに好かれようとしてしまいがちですが、一番大切なのはクリニックに通って下さる患者様なので、患者様に喜んで頂けるクリニックにしていくためには時にはスタッフにも厳しく指導しないといけませんね。

 今日は日曜日でクリニックは休診日です。家族4人で主人のお友達のお家に遊びに行く予定です。

 一昨日いらした患者様よりお心遣いを頂きました。

 健康的なビネガーのセットです。ありがとうございます。美味しくて可愛いチョコレートも頂きました。

 どうもご馳走様でした。昨日いらした患者様からは「ダイエット・花粉症」にも効果があるというお茶を頂きました。

 頑張って飲んでみます。お心遣いありがとうございました。

あきこクリニックTEL03-5717-3444またはメールinfo@akiko-clinic.com までご連絡お待ちしております。当院ホームページはhttp://www.akiko-clinic.com です。

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