早いもので2月ももう下旬・・・東京・神奈川の国立・私立中学の入試も終わり、見事第一志望に合格した方、惜しくも第二志望に行くことになった方、考えてもいないような学校に行くことになった方と結果は様々だったことでしょう。

 中学受験は親子で乗り切る受験だと言われているので、お子さんの結果によってご両親も喜んだり非常に落胆したりしたことと思います。でも、どんな結果になろうともその目標に向けて努力したことは決して無駄にはなりませんし、親がいつまでも落ち込んでいたり結果を受け止められずにいると、傷つくのはお子さんです。かかったお金や時間のことを考えると、いつまでも「納得がいかない!!」と思ってしまうお気持ちはすごく理解できますが、冷静に考えれば中学受験なんて長い人生のほんの序章・・・早く気持ちを切り替えてお子さんが行く学校で新たな目標を見つけられるようにしてあげて下さいね。

 私自身のことを振り返ってみると、小学校で激しくいじめられたので絶対に地元の中学には行きたくなかったのですが、当時のうちの両親は頭が堅く「私立は勉強のできない子が行くところ。国公立は勉強のできる子が行くところ。」と思っていたので、横浜国大附属鎌倉中学1校しか受験させてもらえませんでした。1次の筆記が合格した後2次は抽選なのでヒヤヒヤしましたが、何とか運よく合格しました。そういう意味では中学受験も第一志望に合格したと言えるのかもしれませんが、私自身は本当はフェリス女学院に行きたかったんですよね~。今でも「あの時フェリスに行っていたら私の人生はもっと違ったものになっていたのかも?」と思うことがあります(笑)。

 高校は東京学芸大附属高校が第一志望で、これも運よく合格。大学受験は、現役の時は慶應医学部が第一志望(当時の彼氏が内部進学で慶應の医学部に決まっていたためという不純な動機です・・・笑)でしたが、あえなく不合格・・・某医科大学は合格していましたが納得できないので浪人決定となりました。絶対に合格すると思っていたところにも落ちて、人生真っ暗闇という感じでしたが、持ち前の負けず嫌いで周りの人達に「来年は絶対に東大理三に合格してリベンジする!!」と宣言して回り、その時点ではとても理三に受かるレベルではなかったのでみんなに鼻で笑われていましたが、キチンと戦略を立てて死ぬほど勉強したので一浪で何とか合格しました。

 浪人決定した時に、私の負けず嫌いな性格を良く知っているうちの父が「あきちゃんみたいに勉強だけに専念できる環境だったらパパなら絶対東大現役合格するのに・・・」と言われて私の闘争心に火がついたので、ある意味父親はいい働きをしたわけです(笑)。子供が思うような結果が出せなかった時に、その子の性格に合わせた声かけを親がうまくしてあげることが大切ですよね。

 我が家の娘も、第一志望の小学校(A小学校とします)は模試ではA判定だったのに不合格で、合格発表を見た後私は車の中で散々泣きましたが、家に帰って娘に対しては「A小学校は残念だったけどB小学校(今お世話になっている小学校)が是非来て下さいって仰っているし、冷静に考えたらB小学校の方が○○ちゃんには合っていると思うからB小学校で頑張ろうね♪」と明るく言いました。

 その後周りの方にも「女の子なら絶対AよりBの方がいいって」と言われましたし、今ではB小学校にお世話になることが出来て本当に娘のためには良かったと心から思っています。息子もC小学校に入学するのを心待ちにしているようで、私もいろいろと準備がありますが楽しくやっています。

 大人になると、仕事の内容に関しても人間関係に関してもいろいろと自分の思い通りにならないことばかり出てきますから、子供が小さいうちに「第一志望を諦める人生」というものを上手く教えてあげられることは、その後の子供の成長のためには大変役立つことなのではないでしょうか?

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