今日は少し真面目に、口呼吸と鼻呼吸について考えてみたいと思います。欧米人と比べて、日本人には鼻呼吸の人がすごく少ないってご存知ですか?大人の場合で半数以上は口呼吸をしており、小学生ではなんと8割以上の子供が口呼吸をしているのです。最近街中で見かける子供の口がポカーンと開いていることが多いのですが、これは口呼吸をしているからなのですね。

 口呼吸の何がいけないかというと、鼻から吸った空気は鼻の粘膜を通ってから肺に入るので、きちんとほこりや細菌などの異物が除去されたきれいな状態で肺に入るのですが、口から入った空気はそのまま肺に入ってしまうため、異物も一緒に肺に入ってしまうのです。

 ですから、口呼吸の人は風邪などの感染症にもかかりやすいですし、頭の働きも鼻呼吸の人と比べて悪いといわれています。口呼吸の人の口にテープを貼って計算問題をさせると、テープを貼っていない時よりも正解率があがるという実験結果があります。

 どうして日本人の子供は口呼吸になってしまうのかというと、おしゃぶりをやめさせるのが早すぎたり、離乳が早かったりするからなのです。欧米では5歳~6歳の子がおしゃぶりをしている姿を良く見かけますが、日本では全く見かけません。

 私は自分の子供が「お口ポカーン」になるのが絶対に嫌だったので、娘には3歳までおしゃぶりをさせていました。娘は赤ちゃんの時からものすごくおしゃぶりが大好きだったので、2歳・3歳になっても、全く抵抗なくおしゃぶりをくわえつつべらべらしゃべっていましたね。それでよくおしゃぶりを道に落としたりしていました(笑)。

 息子はおしゃぶりが大嫌いだったのですが、哺乳瓶でフォローアップミルクを飲むのが大好きだったので、2歳近くまで泣くと哺乳瓶でフォローアップミルクを飲んでいました。そのおかげで、我が家の子供達は二人ともちゃんと鼻呼吸をしています。

 口呼吸を大人になってから直すには、1日10分でもよいので口にテープを貼って強制的に鼻呼吸をするようにするか、口を閉じてガムを噛むようにすると良いそうです。もしも皆様が口呼吸をしているのなら、是非一度お試しになって下さい。鼻呼吸になって仕事の能率がアップしたというようなお話を良くお聞きしますので。

 一昨日患者様からお年賀で美味しい栗をチョコレートでコーティングしたお菓子を頂きました。

 おいしくおやつに頂きました。ありがとうございます。また、昨日別の患者様からもお年賀に私の大好きなラスクを頂きました。

 ご馳走様でした。

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