2005年末からアメリカ、ニューヨークを拠点に旅をしていました。滞在地はマンハッタンのハーレム。




そして、滞在2ヶ月目。ハプニングは速攻やってきた。




んななななななななんとっ




アパートが全焼して全て燃えたぁぁぁぁぁぁぁぁ!!んです。




全部 




ほんと全部 





服も靴もかばんもおNEWのデジカメも全部。





でも唯一、ルイヴィトンのかばんに入れておいたパスポートだけ燃えなかったんだ。





さすが、ルイヴィトン





そしてすごいミラクル。 だってそのときあと3日で 





アメリカ滞在3ヶ月になるところ(観光は3ヶ月までしか滞在できない)だったので





パスポートがもし燃えてたら大変面倒くさいことになってたはず。






とにかく、パスポートだけ持ち3日以内に無事ジャマイカに飛んだんだけど。(それは置いておいて)





その後NEW YORKに無事戻ったのね。(って簡単に戻れなかったんだけど(笑)



*ジャマイカからNEW YORKに戻るときのアメリカの入国審査で捕まって

(30カ国も回ってるとパスポート満タンにスタンプがおしてあるから入国審査で捕まるんだけど)

その時も捕まって夜中まわって朝方4時まで空港で拘束されて質問攻めだったんだけどとりあえず私は悪いことしてるわけじゃないんだけら入国できたんだけどDASH!





それからが大変だったにゃ~にゃー





ジャマイカは暑いからよかったけどNYは真冬で洋服も全部燃えちゃったから必要なものは全部買い直し




問題は住むとこ




燃えてしまったアパートの家賃に保険が含まれてた?とかなんとかで




とりあえず他に家が見つかるまでって宿を紹介されたの





そこが同じハーレム.にある





シェルターだった。。。。





シェルターって・・・日本語訳は防空壕!? 避難所か。





ロケーションは良かった。セントラルパークは近いし、地下鉄の駅からも近かった。




でも住民は浮浪者/刑務所上がりの者/刑務所釈放中の者、それと私みたいな火事にあった者





渡された部屋は5階のA室だった。





部屋は個室 水道と小さい冷蔵庫がついていた。シャワーとトイレは共同。





アフリカや南米でとんでもない宿に泊ってばかりだから




私の感覚はたぶん麻痺しててあまり抵抗は無かったんだけど





でもここはアメリカ。




それを考えたらありえないところだったのかもしれないにひひ




知らぬが○○ってことで(笑





さて、滞在始めてすぐのこと小事件は起こった





共同シャワートイレに携帯電話を置き忘れてきちゃって、気付いてすぐ取りに行ったら





もうなかった叫び





受付のおじさんに「バスルームに置いてあった携帯電話知らないか?」って聞きにいったら




「知らないよ。 いいかい。 ここにいるやつ誰も信用するな。」って言われた。



「Oh...OK」って





なんかその時、すんごい所に送られてきちゃったんだなって感した。




いまさら(笑)










それから面白い?珍出来事が続いたニコニコ





ある日、私がゴミ箱に捨てたはずの服を着てる人をシェルター内で見つけた。



ある日、私がごみ箱に捨てたケーキがトイレに置いてあった(なぜトイレ?)



ある日、車の窓を割られたことがあった。数日後、盗まれたジャンパーを着てるやつをハッケンした。

 


ヤツに問い詰めても「知らない」の一点張り。きっと盗んだ奴は他で、奴にあげたんだろう。






またある日のエレベータで




エレベーターに乗っていたら2人組みの浮浪者のカップルが乗ってきた。




男は「僕たちはもう終わりだっ」って女に言った。女は黙ってる・・・。




男「だってお前は売春をした・・・。」




オイオイ・・・・・。私、聞いてていいのかな。








エレベータで Part,2.




中年の男が鼻息荒くめっちゃ怒ってエレベータに乗り込んできた。




「あいつぶっ飛ばして殺してやる!」って言ってる




「落ち着きナよ」って声かけたら




「おれは10年の刑務所にいたんだっ!戻るのなんて怖くない!!」だってさ。




エレベータの中は、おしっこ?にアルコール?臭いし、つばはいたりしてるみたいで汚かったのが印象的。



警察は毎日のように入ってくるし救急車っも週に数回来た。エイズやドラックで死ぬ人がいるから




部屋の外ではでは「ぶっ飛ばす!!殺す!!」なんてたぐいのFXXXing Englishがいつも飛び交い





ブリキのゴミ箱がひっくり返される音や怒号、




物を投げ合ってる音がすごいときは廊下で何が起こってるのかわからず部屋の外に出れなかった。(笑)



怖いというよりは、彼らは短期でちょっとおおげさなんだと思う。だから恐怖とかは全くなかった。







ある日の朝もすごい音に目を覚ました。




隣の部屋(5-B)に警察が入っていくのがわかった。




ドアが勢いよく開く音がして 「DONT MOVE! DONT MOVE!!(動くな」




あっ警察だ!(きっと銃をかまえていたんだろうな。




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5-Bはオカマのおっちゃんが住んでる




『あぁぁぁ・・隣のオカマのおっちゃん捕まっちゃうんだ。。』




隣に住むいつも白のランジェリー姿のオカマのおっちゃん。




部屋のドアには「Welcome to my world」って書いてある。




どうやらおっちゃんは釈放中だったんだって。おとなしくしてればいいのに、何しちゃったんだろう???





そんなこんなでここに住む多くの人はドラック中毒者だったりするからやばいときはやばいんだけど




昼間は人が変わったように落ち着いていたり。



完全に、自分の知らなかった世界に身を置いてみることに興味が向いていた。




実は、次の滞在先が見つかるまでここで~♪なんていいながら




従業員のおばちゃんおじちゃんがいい人たちでよくしてくれたから




なんだかんだでここの住民たちと仲良くなっちゃって


シェルター生活がだんだん居心地良くなってきちゃって(笑)




全く怖い思いせず、むしろ楽しく帰国するまでの間ここにいさせてもらたんですにひひ













そしてその後の去年末




久しぶりに地下鉄に乗ってたらよくある光景に出くわした。




向うから紙コップっを持ったおばさんが来る





物乞いだ





地下鉄は「お金をくださ~い」って物乞いが車内を回ってくるのはよく見る光景






って・・・・・・





「ちょっと おばちゃんっ!!!!?」!!





あそこのシェルターにいたおばちゃんジャン!!!





もちろんお金を紙コップの中に入れるよ!















おばちゃんもGOOD LUCKねグッド!