洋楽の代表と言えばビートルズ。

 

ボサノヴァではありませんが、ブラジル・アレンジでビートルズを歌ったアルバムがあります。

 

Rita Lee

「Aqui, Ali, em Qualquer Lugar」

 

タイトルは、そのまま「Here, There and everywhere」です。

 

私は昔からあまりビートルズの良さはわからなかったのですがアセアセ

唯一この「Here, There and everywhere」だけは好きだったんですよね。

思い切って購入してみたところ、お気に入りの1枚になりました。

 

ヒタ・リーはブラジル・ロック界の女王です。

昨年に亡くなってしまいましたが、カエターノ・ヴェローゾやジルベルト・ジルと同じくトロピカリア・ムーヴメント(伝統的なブラジル音楽に電気楽器や外国のサウンドを融合させた)を牽引した1人でもあります。

 

父はアメリカ人、母はブラジル人。

どちらの言語も堪能だからこそ、ナチュラルにビートルズを歌うこともできたのでしょね。

 

一曲の中で英語、ポルトガル語の両方で歌っていますが、同じ曲でもだいぶ印象が違います。

言葉の持つ力は大きいですね。

 

ビートルズファンにも大変評判の良かったアルバムです。

ぜひ聴いてみてくださいルンルン