ギターの付属品という言い方も変ですが
今回はギター弦の話です。
ボサノバを弾く時はこの弦!という決まりはありませんが
響きが大きい弦ではない方が
ボサノバのバチーダ(弾き)の歯切れがよくなります。
比較的、手に入りやすく音も良いのは
D'Addario(ダダリオ)のプロアルテという弦です。
ライト、ノーマル、ハードと3種類あります。
最初は、鳴りの良いノーマルがおすすめです。
弦が固くて指が辛いという場合には、ライトでも良いと思います。
パッケージの色が少し違います
ボサノバの創始者、ジョアン・ジルベルトが使っていたのは
ラベラ・ブラックという黒いナイロン弦ですが
こちらは1〜3弦のみなので、
4〜6弦は別の弦を張ることになります。
私がラベラ・ブラックを使う時には
4〜6弦はオーガスチンのブルーを張っています。
弦もいろいろありますので
ある程度、曲が弾けるようになったら
あれこれ試してみるのも楽しいですよ。
張り替える頻度については
最初は、それほど長時間弾くことはないので
購入時の弦をしばらく使っていて良いと思います。
毎日弾くようになったら
調弦時、あまり音が下がっていないな〜と感じたら
くらいを目安にすると良いでしょう。
弦は、古くなってくるとゴムのように伸びきってしまい
元に戻ろうとする力が弱くなり、あまり音程が変化しなくなるのです。
4〜6弦の方が早く伸びますが、1〜3弦はわりと持ちます。
例えば3カ月に1度=4〜6弦を交換、
半年に1度=1〜3弦を交換でも良いでしょう。
逆に、しばらく弾かないで放置していて
弦が錆びている
調弦しようとしたら、音程が高くなっている
弦が切れてしまった
場合には、すぐに全部の弦を交換しましょう。
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