あれこれいろいろ考えてる時に
くびや肩がこる、って
ことって
わりとよく経験しませんか?
アレクサンダーテクニークのレッスンのときにも
そのような相談をわりとよく受けます。
そこで
あれこれ考えることをやってもらうと
後頭部の下のあたりから首の後ろのあたりを
きゅっと縮めるような動きをしていることがとても多いです。
どの辺で考えることをしてますか?
と聞いてみると
どうも縮めたあたりの耳の後ろあたりで考えてることをしている感じ、
のようです。
でも、これって
あらためて考えると変、ですよね。
考えることは脳みそ、でしますよね。
脳みそのあるところは
鼻先から上のほうにある、頭蓋の中です。
頭蓋は鼻先あたりの高さにある脊椎のてっぺんより上にあって
頭蓋のてっぺんはけっこう上にあります。
(後ろの下の方ではなく)
脳みそのある、高いところで
考えることをしてみる、と
思ってみると
首の後ろの筋肉の緊張が変わってきます。
それだけではなく
同じテーマで考えているのに
脳みそのあるところで考えると
考えがまとまりやすくなったり
より肯定的に物事がとらえられるようになる、という
とても興味深いことが起こったりします。
カラダの使い方が
考えることに影響しているのをみるのは
心身統一体であることの証明をみているようで
ほんとに興味深い、です。