このところ
どうもブログの更新がままならない・・・
理由は・・・
このところ
ダークな世界をえがいたアニメにドハマり中(*^▽^*)
“サイコパス”、っていう
近未来世界の犯罪をめぐる刑事たちの物語・・
人の精神状況が生体反応を読みとって数値化され
システムによって管理された社会・・・
っていう、なんだかありそうで不気味・・な設定です(~_~)
こちらの記事は
なんとなくヘルシーなことを書かねば、と
思うでもなく思ってるので(~_~)
頭がダークサイドを向いてるので
どうもヘルシーなこと、となると
気が向かなくって・・・(~_~)
でも暗い方面のことをみるというのも
バランスを取るのにいいこと、よね(~_~)
そのアニメの中で
人は自らの残虐性に向きあってこそ
人として優しく誠実であろうとするようになる、
みたいなことをある人物の言葉として言わせてるところがあるのだけど
なんか気になりました・・・
パスカルのパンセ、を
ぽつぽつ読んでるところなんですが
ちょっと気になったところを
ひらっておきます。
人間の偉大さは
人間が自分の惨めなことを知っている点で偉大である。
樹木は自分の惨めなことを知らない。
だから、自分の惨めなことを知るのは惨めなことであるが
人間が惨めであることを知るのは、偉大なことなのである。
偉大さ。
現象の理由は、邪欲からあんなにみごとな秩序を引き出した人間の偉大さを示す。
理性と情念の間の人間の内戦。
もし人間に、情念なしで、理性だけあったら。
もし人間に、理性なしで、情念だけあったら。
ところが両方ともあるので、一方と戦わないかぎり
他方と平和を得ることができないので戦いなしにはいられないのである。
こうして人間は、常に分裂し、自分自身に反対している。
どっちもありだし
そういうもんなんだ、と思うと
ホッとする・・・
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