久々に本のお気に入りを紹介したいと思います。
きのう録画してあった
ゲド戦記 のアニメを見ていたときに
アレンが
不老不死を得ようとしている魔術師のクモに対して
“おまえは死を恐れて受け入れることをしない
それは同時に生を生きることを拒んでいるのだ”
“影を退けることは
同時に光を退けることだ”
みたいなことを言っていて
おや、それって・・
岡野玲子の コーリング と一緒のこと言ってる~
という発見をしておもしろく思いました。
(漫画です)
原作は
パトリシア・A・マキリップ、って方の
“The Calling”(邦題は 妖女サイベルの叫び声 )
なんだそうですが
すっごくおもしろいです
魔術師のサイベルは
ずっと ライラレン という
完全なる光の存在?・・・のようなものを
ずっと呼び続けているのですが
その一方で
ブラモア がずっとそばにいた・
ブラモア とは 自身の中にある闇・・のようなものかな・・?
ブラモアに取り込まれ
そこから逃れ
からっぽになり・・
・
そこからまた
植物が芽吹くように
自分に、生に気付く・・
(このあたりの描写がめっちゃ感動的です~)
かなり個人的解釈になってるかも・・
そして、エンディングで
ブラモアの真の姿がライラレンであることに
気付きます
ブラモアとライラレンは表裏一体で存在するもの
ずっとそばにありながら
ずっと気付かずにいたもの・・・
・・とは
深い・・・です・・
今手元に最終巻の3巻しかないので
また久々に
通して読みたいなあ~
- コーリング (Act1) (Mag comics)/岡野 玲子
- ¥1,200
- Amazon.co.jp
- コーリング (Act2) (Mag comics)/岡野 玲子
- ¥1,200
- Amazon.co.jp
- コーリング (Act3) (Mag comics)/岡野 玲子
- ¥1,300
- Amazon.co.jp
- ゲド戦記 [Blu-ray]/出演者不明
- ¥7,140
- Amazon.co.jp