“望み”をもって学ぶこと、 ねること
今日はBODYCHANCE大阪のプロコースのクラスに生徒として、あとちょびっと教師のアシさんとして参加しました。BODYCHANCEでは卒後もしばらくクラスに参加できる制度があるのです。なかなか他ではない制度ですよね。
クラスは毎回新しい発見があってすっごくたのしくって大好きです
そのなかで小グループに教えることをしました。
BODYCHANCEのアレクサンダーテクニークを学ぶ作法は(基本形)
グループの中で
それぞれの生徒が
日常の動きの中でよりよくしていきたい動きを
教師とともに探究していく
というものです。
やりたいことは生徒さんがもちこむんです(基本形)
そしてグループの中でそれぞれの人がワークを受けているのを見ることでより統合された動きを学んでいきます。
ちなみにこのようなティーチング形式はアレクサンダーテクニーク界では少数派らしいです。より多数派なのは椅子から立ったり座ったりとねることをそれぞれ教師が手で触れながらするというものです。(チェアワーク・ライダウンワーク)
でBODYCHANCEでは、まず生徒さんの“望み”ありきなんです。
同じアレクサンダーテクニークという看板がついてても結構やってることはちがいますね。
ではなぜ“望み”ありきなのか
BODYCHANCEでは“変化のコンパス”というものを採用してまして、変化を起こす時にたどる道しるべのようなものです。
そこでまず出てくるのが“望み”です。
非常にざっくりした例を言いますと、人が犯行を起こすには必ず動機がある、名刑事がその動機に迫って犯人検挙に導くみたいな・・・。ええと、言いたかったのは何か大きいことを起こすにはそれを起こしたいだけの動機(望み)がいる…みたいな話です。
このことはまたこれからぼちぼちと小出ししていきます。
もっとまとめて知りたいという方は、BODYCHANCEの“Thinking Body One Dayワークショップ”が半年に1回くらい開かれてますのでそちらに参加してみても面白いですよ。
で、そのグループでのワークで“望み”を持って持ち込む動きですが
動きなら何でもいいんです。ほんと、なんでも。
歩く、座る、皿洗い、字を書く、読書、演奏する、人前で話す、電話での応対、
パソコン、苦手な上司との対応、おじぎ、面接、ダンス、スポーツ、etc.etc.
ほんとになんでもいいんです
なんでそんないろいろ雑多な要素の動きに対して変化を起こすお手伝いができるかといいますと、たとえばなにかその動きに伴う何らかの困難がある場合、それはほぼまちがいなく脊椎のてっぺんで頭をバランスさせるそのやり方がカラダに影響していると思われます。5kgのバランスはなかなか繊細です。
でもカラダの動きというよりも・・というような動きの例がありますね。
そうなんです、いやだなあ、とか、こわいなあ、などさまざまな感情的な反応も頭脊椎の動きととっても関係が深いのです
(^v^)(^v^)(^v^)おもしろくなってきた?
で、今日は生徒さん(というか訓練生)から“ねること”を見ていきたいというリクエストが続けてあって(人が気持ちよさそうにしてると自分もやってみたいというのが人情なので)そのなかでちょっとおもしろい共通項があったので同じ悩みをお持ちの方への参考になるかも、なので書いてみます。
ねる時って首とか背中のすっきりしない感に意識が集中しやすいようですね。
で、そんな時はあしの方には気付きが薄いようです。上半身に意識が行ってるからおのずと下半身が忘れられるということなんでしょうが。
そんなんであしに気付いてもらうワークとかあしの緊張を減らしていくワークをしました。
そしたら脊椎のてっぺんにさほど働きかけなくてもからだ全体が床に預けられてらくそうにねてはりました
自分なりに実践されるときは頭・背中・おしり・うでと“あし”もぜ~んぶ布団の上に重さを預けていいんだよと思ってみるのはいかがでしょう?ちょっと丁寧にやるなら太ももも下腿もかかともといってみるといいかも。
わたしもためしてみます。
ではまたお越しくださいね~(^.^)/~~~
BODYCHANCE http://www.alexandertechnique.co.jp/
連絡先:きしあきこ
akiko.atstudio@gmail.com


