こんにちは ニコニコ

チャンネルを開設して以降、息子との会話が増えている明子です。

 

ただ、口数と体力が違うので、言い負かされることが多くて、

そんな時、もっと饒舌で元気があればと、つい思ってしまいます。

 

 

昔も最近も、大切なものの順位について語り合うことが何度かあり、

3位くらいまで決めるのですが、そんな時に息子が必ず言うのが、

いちばんは、ダントツで子供(であるべき)で、次に妻、最後が自分。

 

いつも「そういう相手としか結婚はしない」と豪語しています。

息子は惚れっぽくなくて一途なタイプなので、母も信じています。

 

大昔に遡って、最初の夫の(あまり良くない)行動から察すると、

いちばんは自分(束縛されない自由な時間や物質的な欲求など)で、

次に、利用価値がある相手(欲しいものを与えてくれる同僚)で、

次に、同率くらいで、最低限の賃金をくれる仕事、そして妻と子供。

 

相手に使う時間を考えたら、私たちは最下位、そんな夫で父親でした。

 

彼との出会いから別れまで、別れてから態度が一変、音信不通までの話も、

かなり壮絶なので、よきタイミングで、書いて、話そうと思っています。

 

そして、父にとってのいちばんは、ダントツというか、

唯一とも言えるのが、22才で妻となり69さいまで夫婦だった、私の母親。

次に、同率で、仕事と宗教、私たち家族は、運命をともにしない逆賊でした。

 

そんな父の思いは、遺言や残された手帳により、さらに明らかになりました。

 

母にとってのダントツは、物心ついてから死ぬまで、あくまでも自分自身。

次は、血の繋がりこそ全てだから、たった一人の肉親である私(甥と姪)で、

それがわかる行動として、定年後、父をほったらかして娘と過ごすことが増えた。

 

夫は他人、昔の裏切りを根に持っていたのかもしれないけど、定かじゃない。

 

そして、「世の中は子供より孫と言うけど、それはない」と、

私からしたら聞きたくもない言葉まで、あっけらかんと言っちゃえる人。

そんなこと、言われるまでもなくわかっていたし、息子に申し訳なく思えた。

 

父も母も他人に愛想が良くて、家族や動物への愛情が絶対的に欠如していた。

 

2番目の元夫は、出会った頃には従順で、我が家に馴染もうとしてくれたので、

いちばんは私で、次に私の息子で、最後に仕事というありがたい人だったけど、

仕事に生きる人間になり、いちばんは仕事、次に身勝手な遊び、最下位が私たち。

 

いい夫と見せかけて長らく遊びほうけてしまった。その事実を知り離婚しました。

 

ただ、亡くなったわけでも、最初の夫のように消息不明でもないので、

相手の迷惑にならず、怒りを買うこともないように、細心の注意が必要で、

別れ際にはかなり怒鳴り散らされたので、今も恐怖感を拭えないままでいます。

 

最後に、私はどうなのかというと、終始一貫して、自分より家族が大事。

 

順位なんてないけど、息子が幼い頃は守るべき存在だったから、ダントツ。

その後は、我が家・家族という単位で、夫だった人のことも優先してきて、

自分の考えや欲求は二の次だったのが、破綻したあたりから何かがプッツン。

 

2000年(当時42才)は更年期とともに始まり、人生の転換期に突入。

父を見送り、母も見送った2010年に見えてきたのが、夫婦関係の実態。

そして、2013年になり、信じたかった夫の裏切りや、裏の顔を知った。

 

そこに至るまでの会話や仲直りのためのあれこれが、ムダだったことも知った。

 

家庭第一なら、決してやるはずもないことを、最低でも100回以上、

種類別の蛮行を、5年、2年、7ヶ月以上も、はしたなく続けてこられた事実。

 

モヤモヤ悩んだのがウソみたいに、他人として見るようになったあの夏の日、

出会いから22年も経つのに、秘密を知られたとわかった瞬間の見知らぬ顔。

スリルを愉しみ、ジョークだと言い張り、趣味や快楽に走った5年以上の年月。

 

後悔は、それ以降、ケンカも話し合いもせず、真実を知ろうとしなかったこと。

若い頃からの、「言わなきゃわからない人は言ってもわからない」との思いが、

話し合いや和解を選ばず、離れること、別れることで、自分が楽になりたかった。

 

今になって、どんなに酷い行動や本心だとしても、知るべきだったと後悔している。

 

こうして過去を振り返ると、私は終始一貫、いい意味では変わっていないと感じる。

結婚をすれば浮気をしないのは当前で、家族との時間を最優先するのは自然なこと。

意識やガマンをすることなく自分はできるから、相手にもそうであってほしいと望む。

 

「束縛するな」とか、「自由がほしい」とか、「堅苦しい」とか言われても、

(私を理解して結婚したなら、父のようなことはしないで)と、正しさを求める。

 

かつては母と幼い私が、私と幼い息子が待っていたのに、

お金や物(貴金属・車など)欲しさや自由のために、欲に走った3人の男たち。

 

裏切りの質や内容は違えど、私からすると家族を捨てたってことで同罪なんだよね。