時間と感覚 | マルコポーロな生活

マルコポーロな生活

そこはかとなく書き留めますよ。

12年間ほど、自分の為の時間を持つことがほとんどなかったのだ。
仕方ない。

自分のためにしか時間を使っていなかった頃の20代から、
人のために全自分の時間を使うような人生のあり方を知った30代に突入した頃、
その時間の使い方の愛おしさに気づくことがまだできておらず、
失った方の自分のためだけに費やす時間が欲しくて足掻いたものだった。私のキャリアは?私の楽しみは?
私の人生はこの子の子育てに犠牲になるのか?とまで。

しかし、1年2年ほど足掻いてみてる頃には、
自分の人生と生活における優先順位やら価値観などはひっくり返るほど大きく変わっていたのだ。


2人目の子供が生まれた頃には、 
自分の時間は?とか考える心の隙間も、物理的な数秒もなかったな。こいつらここにいる小さな人間を無事に生きながらせねばならぬ!そんな感じで。笑


3人目産んだ頃には、
人生の喜びや楽しみが最早、母になる前の頃とは別人な感覚。


貴方たちが私の生きる目的であり幸せであり、
自分の事だけしてた頃なんかにはもう戻りたいとも思わんよ。ありったけ、君たちを楽しませてもらうよ。


ってなってて、


せっかく完全奉仕モード、私はすべての時間を貴方たちに費やして当たり前。それがむしろ幸せ!



くらいなところに行き着いたところで、






あれ?




あれれ?


もう、ママがやらなくてもみんな自分でなんとかできるようになってるじゃーーーん。


私、そんなに必要とされてないじゃーーーん。


ママが1人で家を出たところで、食事さえなんとかなれば
みんな無事に生活営めるオートパイロットモードにはいってるじゃーーーん!



(*´Д`*)

1人時間が一気に戻ってきた今、
自分の為の時間の使い方なんて、全く検討つかず、寝ることくらいしか思いつきません。






えっ、
育児って
たった10年だったん?



Σ('◉⌓◉’)


ってなってる今ココ。




(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
たった10年のために、
好きだった仕事を辞めたんだな、私。
たった10年のために…

よし、次の10年のための作戦を練らねば。