薔薇が終わると

5月の庭は

歩みの速度を増し

初夏に向かって

一気に進んでいきます

 

 

雨のたびに

蓮の茎の長さが

グンと伸びて

一夜にして景色が変わります

 

 

花菖蒲も

日ごとに

その花数を増やし

僭越ではございますが

さながら

尾形光琳の

かきつばたの金屏風のようです

(親ばかならぬ庭ばか)

(≧m≦)ぷっ!

 

 

もともとは

和の庭だったので

和と洋の折り合いをつけるのが

課題だったと思います

 

 

今は

蓮あり、薔薇あり、花菖蒲あり

の雑多な

和洋折衷の庭となっています

 

 

人生も後半

子供たちも親となり

母として仕事は

皆無に等しい現在ですが

庭のいたるところから聞こえてくる

「おかあさ~ん」の声

私はこの庭に出会い

新たに

この庭の母親になりました

私は

この庭に生かされています

(*´艸`*)